大彦が150年間守り続けてきたこと
こんにちは。野上浩幹(のかみひろき)です。
現在、大彦株式会社の代表を務めさせていただいています。
このページでは、私の生い立ちや家づくりに携わっている理由を振り返りつつ、大彦が150年間守り続けてきたことについて皆さんに知っていただけたらと思っております。
家づくりにはいろいろな判断基準があります。
性能が良いか悪いか
金額は妥当か
デザインはどうか
間取りはどうか
などなど、数え上げればキリがありませんし、どれを優先するかは家を建てるお客様によって異なります。
しかし、「良い」家づくりの基準は意外とシンプルだと思っております。
建築主(お客様)と施工会社の「価値観」と「感性」が合うかどうか
これに尽きるのかなぁと。
このページでは、私七代目野上のあんなことこんなこともすべてお話しした上で、真面目に家づくりの想いなども語ってみようと思っています。
恐ろしいほどの長文ですし、スマホでご覧いただいている方には巻き物状態(…)だとは思うのですが、興味のある箇所だけ飛ばし読みでも結構ですので、弊社のこだわりや私の考えが皆さんの「価値観」と「感性」と合うかどうかチェックしていただければと思います。
それでは…
なぜ「大彦」なの??
私、野上浩幹(のかみひろき)。
老けているとは良く言われますが、1976年(昭和51年)2月22日(猫の日とのことです)生まれの47歳(2023年現在)です。
建築(特に住宅建築)、家具、木・土や紙・金属など質感のあるモノ、デザインの良い工業製品などが、たまらなく好きでありまして、それとは別に、中国古代史の歴史小説も目茶目茶好き。「話をしろ」と言われれば一晩中でも話せます。誰も求めてくれませんが…
さて、まずは写真を一枚。
これは、私の曽祖父、『4代目』にあたる「野上彦五郎」です。
昔の写真などほとんどないのですが、これは仕事か何かで皇居を訪れた時に撮っていただいた貴重な記念写真。コートなんか着ていますしね(笑)
ちなみにこの「大工棟梁の彦五郎さん」は皆様に「大工の彦さん」と呼ばれておりまして、そこから「大彦」となったわけ。それ以前の「政助さん」「熊楠さん」「安兵衛さん」はそれぞれ自分の名前を屋号にしていたようです》