七代目 野上のコト mv

七代目 野上のコト

代表あいさつ

私は万延元年(1860年)より七代にわたり家づくり業を営む「大彦」に生まれました。
生まれた頃から、大工さん職人さん建築材料に囲まれ、現場の音や匂いを感じながら、自然と家づくりの世界に入るように育ってきたのだと思います。
(詳しくは後の「どうして家づくりに携わっているのか」をご覧頂ければと思います)

話に聞く代々の「大彦さん」の逸話や、台風の暴風雨の最中、お客様にも告げず自転車で現場を見回りに行く祖父の後ろ姿、そして「家を建てるということは、施主様の命を預かっていると同じこと」「施主さんの家を自分の家だと思って仕事しなさい」と大変厳しく大工さんや職人さんに指示し、また馬鹿のつくほどお客様に正直であった父の姿から、さらには多くの大工さん・職人さんを見るにつけ、家づくり・職仕事の奥深さ・厳しさ・苦しさを実感してまいりました。

しかし、それでも「家づくり」は素晴らしいものです。
そのご家族の人生の色んな場面に立ち会い、泣いたり笑ったりたくさんの思い出を受けとめていくのが「お家」です。
だからこそ責任は重大ですが、それだからこそお客様にも大変お喜びいただける。
これ以上やりがいのある仕事もないのではと思います。

そのお家で、楽しく幸せに暮らしていただけることが、何よりの願いです。
そのために、大工・職人は自分のもつ腕をふるい、設計は考え抜き、そのお家での暮らしがご家族にとって「心地よく・楽しく・豊かな」ものとなるように、そしてお客様がずっと愛着をもってお住まいいただけるように、これからも社員一同精進してまいります。

どうして家づくりに携わっているのか