新築施工事例

金龍寺丁のコートハウス【和歌山市】2018年

県庁にもほど近い住宅街に建つ30代のF様ご夫婦とお子様1人(将来的に2人を想定)のお住まいです。

大変落ち着いた古い素敵な街ですが、幹線道路も近く、そこからの抜け道として走り抜ける車も多いことが問題でした。お客様のご希望の「落ち着いた暮らし」を実現するために和室を張り出させて前面道路からの視線を遮り、和室とリビングでお庭を囲む「コートハウス」といたしました。

▲正面の張り出した和室で道路からの視線をカットした落ち着いたお庭

道路からの視線を気にすることなくいつでもそのお庭に向かってリビングや和室から窓を開けられることができます。深い軒とデッキが小さなお庭とリビングをつなぎ、外もリビングと一体になったようなここちよい・落ち着いた空間を造ろうとお客様と共に考えました。

▲広間と右奥の和室、正面のお庭が一体の空間に感じられます

設計的には、45坪の敷地の中、車3台のスペースを確保するとともに、余裕をもって建てられたお隣様の敷地にも助けていただきながら、光が差し、風が抜ける気持ちの良いお庭スペースをどこに置くかを探し、そのお庭を効果的に囲み前面道路より見通せない、落ち着いたものとなるようにお家の配置を考え、間取りの設計を進めました。

▲小さなお庭がダイニングとひと続きの室内のように感じられます

45坪の敷地の中【車3台スペース】を確保し、【1階のリビング・ダイニングキッチンとL字型に続く和室】、【2階の寝室・子供室】に加えて、【ご主人様と奥様それぞれの趣味のお部屋】、更に【深い軒と外部のデッキやバルコニー】も確保したこのお家は、庭と道路との関係も含め、街中でのコンパクトで落ち着いた暮らしの一つのカタチとなるのではと思います。

他にも、松やケヤキ、桜、マホガニーなどふんだんに使われた無垢板や、左官壁、和室、造作家具など細かな点でも見どころたくさんのお家です。

▲稀少価値のあるマホガニーの無垢板。杢目と色がお家を楽しくします

F様にはもう4代、F様の曽祖父様からお世話になっています。この長い間可愛がっていただいておりますことに心よりの感謝を申し上げてご紹介を終わります。ありがとうございます。

▲和室はリビングとお庭とつながります
▲2階のタタミ書斎。本棚とデスク、書棚も全て大工さん手づくり
▲玄関式台は松。窓枠は欅。日本の伝統の無垢材で空間を引き締めます

New