現場はススムよ。(天窓、板張り、外壁板張り、外壁左官塗り、基礎配筋)
さて、今日は久々に現場を回ってみましょう。
では早速。
①和歌山県庁近くのO様家。上の写真でもあるように、外壁左官塗の下塗り(1回目塗り)が終わっています。このようにセメント色になりますとぐっと引き締まってきますよね。
ここから2回3回と塗り上げて仕上げにもっていくわけですが、仕上げはいつも通り「オリジナルカキ落とし塗り」。「カキ落とし塗り」自体はずっと昔からあるものでして、弊社も先代先々代が建てさせてもらった古いお家で、まだまだ現役で頑張ってくれている、対候性には定評のあるもの。
今塗っている物は調合等は秘密ですが、左官屋さんが考えてくれて、15年前位から採用しています。そこからほぼこの壁一択でありまして、色は3色のみ。今年15年ぶりに新色をつくりましたので、また仕上がりをお楽しみに。
内部は先日もお伝えした通り、天井の吉野杉板も張られて、キッチン廻りの家具なども出来上がってきて、大工さんの仕事もあと少し。
2階リビングの大きな木の窓も先日搬入されていました。まだガラスは入っていないから軽く持てますが、この中にガラスが入ると、こんな持ち方は絶対できません。大人3・4人がかりで少しづつ寄せる感じであります。
②次は、和歌山駅近くのN様家。
まだまだ大工さんの工事真っ最中のこちらのお家ですが、天窓が入っていますね。この状態でも分かる「明るさ」です。街中の住宅で回りに高い建物が多い中、この天窓がパワーを発揮してくれますよ。
③つづきましては、こちらも和歌山市中心部のK様家。
絶賛基礎工事中です。綺麗に鉄筋が組みあがりまして、ここにコンクリートを流しこんでいきます。まだコンクリートを流す前なのに、外回りの内側の型枠がすでに施工されていることが弊社の基礎の特徴「一発打ち基礎」なのであります。
あとは、今や当たり前となってきましたが、ボルト類がコンクリートを流す前に型枠に固定されていることなどもポイントでしょうか。
④それからそれから、和歌山市桐蔭高校近くのT様家。
こちらのお家の特徴である「外壁杉板張り」が施工されています。こちらのお家は「目板押さえ」というちょっと可愛らしい板の張り方となりますが、
この尾崎棟梁が拵えてくれたサンプルにでておりますが、なかなかの工夫があって、こちらはまた別の会でご紹介いたします。
⑤ほんでもって、和歌山市伊太祁曾神社様付近のK様家。
緑あふれる素晴らしい環境の敷地ですが、先行して進んでいた造成、進入路工事がほぼ姿が見えてきたので。現場は来月7月着工、作業場での墨付け刻みは今月末スタート予定であります。
⑥最後に、みなべ町のK様家。
細部も見どころ十分ですよ。
こんな黒い木だったり、
赤い木。
手摺の面白い加工をされた木。もちろんすべて自然の無垢の木を大工さんが手づくりで拵えたものばかり。
前回お伝えした通り、6月22日23日に完成見学会を開催させていただきます。今回はご予約の出だしがゆっくりで、まだ半分もいっていないのです。
いつも見学会のご予約はすぐ埋まっていましたのですが、和歌山市や大阪府内の方には遠方になりますからでしょうかね。弊社(和歌山城の近く)からで1時間位(高速使って)なので、ちょっと観光がてら少し足をのばせてもらえればすぐに着きますので是非。
本当に素敵なお家なので是非ご見学いただければ嬉しいです。
《ご予約はこちらから。》
はい。それでは、今週はこの辺で(明日は一日出っ放しになりますので)。良いご週末をお過ごしくださいませ。
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