野上のブログ

植栽のすすめ~情報誌「つくり手」より~

さて、ネタに困った際の定番。弊社が月に一度お客様にお届けする「つくり手」からでございます。今回は2017年の第12号より「植栽のすすめ」でございます。


植栽って本当に良いものだな。と最近つくづく思います。時間が経てば経つほど成長もして、良い感じになってくるし、左のO様家の様に窓から綺麗な緑が見えると、お家の中もとても良い雰囲気になります。座って・寝転がって、綺麗な緑を見ながら、ほっとする時間などはとても豊かなことですね。

このような植栽計画、初めのお家のプラン設計段階でも「この窓からどんな木が見えれば良いな」などと考えてはいますが、やっぱり実際のお家が出来あがっていく現場で、お客様や信頼する造園屋さんなどと一緒に相談しながら決めていくと、より良いものが出来上がっていきます。

造園屋さんと協働することによって、その敷地や植える場所にあった植栽や、手入れ・強さなどのアドバイスをいただけることはもちろんのこと、【外壁を背負わせて植える植栽の魅力とそれに適した樹形】や、【大きな落葉樹は「夏は葉をつけて陽射しを遮り、冬は枯れて室内に陽射しを導く」=「大きな屋根の軒」のような役目ができること】、【そして植え方によって、塀や生垣などを設けずとも目隠しになること】など、たくさんの事を教えていただいています。

ずっと昔は「造園は別工事」で、弊社が積極的に関わる事は少なかったですが、優れた造園屋さんとのご縁をいただいた事で、最近では積極的にそして気軽に植栽工事をできるようになりました。

新築時に思いきりお庭を造りこむことは予算面からも難しいかもしれませんが、1コーナーでも例え小さなスペースでも、少し植栽を植えるのと植えないのでは大違いです。また、お庭のリフォームや今あるお庭の手入れでも、お気軽にご相談いただけますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。そして植木見学に参りましょう!


はい。以上です。新築やリノベーション工事の最後は植栽工事。お客様と一緒に植木見学(植栽がたくさん植えられている所、つまり植木屋さんのプロたちが気を選びにいくところが和歌山にもあります)に行くのですが、お客様はとっても喜んでいただきますので、これはかなりおススメです。

これを書いた時からさらに進んで、2022年現在では、植栽・外構工事のみのリフォームのご依頼もいただく事もでてきました。今は寒いさかりですが、もう少し経って春先にむかっていくと、緑も美しい季節を迎えます。昨今の社会情勢からもお家にいる時間が増えていますし、お庭を見直してみるのもよいですね。

それでは今週はこの辺で。また来週。


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

過去のブログの記事(2020年以前)はこちらからご覧いただけます。

New