野上のブログ

ナナメ天井のお家リノベーション (古民家リノベーション、リノベーション、杉板天井)

前回に引き続き、リノベーションをさせていただいたお家のご紹介でございます。元来しつこく、自慢したがりなもので、ついついこういうご紹介も長くなってしまうのですが、リノベwebサイトオープン前ですから、我慢に我慢を重ねて今日も簡単に。

こちらのお家もとても立派な日本家屋。リノベ前に調査に屋根裏にあがったうちの若い大工さんも、工事現場を見に来ていた最ベテランの棟梁も、実際仕事をさせていただいたベテラン大工さんの津本さんも、「ええ家やな~」と口を揃えておりました。

ただ、南の良い部分が「つなぎの和室=連続した和室」に占領されていて(変な言い方ですが)、いつも居るリビングダイニングは南の窓にも面せず、北側も小さな窓しかなく、暗く狭い感じを何とかしたい!とはお客様からも出ておりました。

しかし、南に面している和室2部屋は仏事などもありますからどうにもできません。ですので北側に思い切って開くようにいたしました。(幸い、北側には十分なスペースがありましたので)

この窓は北側の窓。北側でもきちんと考えれば十分明るいでしょ。

さらに北側の光は南のように直接入ってくるわけではありませんから、柔らかで落ち着いた明るさで、また一つ上質なんです。通好みの明るさと申しますか。さらに北側のお庭が植栽も綺麗に見えるなどのおまけもあって、北側もよいもんなですよ。(もちろん南があいているのにわざわざ閉める必要はありませんが)

こちらのお客様は建築関係にお勤めの経験があって、建築の知識もたくさんあって、良いアイデアを頂戴しながら、楽しくリノベーションが進みました。(正面のうねっている壁や今回はご紹介を我慢しますが、色々な設備など、良いものをたくさん教えていただきました)

最後に玄関に造らせていただいた造り付けの玄関下駄箱(網代建具)をご覧いただいて、ひとまずおしまい。続きはウェブサイトの完成をお楽しみになさっていてください。

では皆様良い週末を。


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

過去のブログの記事(2020年以前)はこちらからご覧いただけます。

New