ここちよい窓辺のあるガルバのお家【和歌山市】 2014年
分譲地に建つお若いご夫妻とお子様3人家族のお家です。敷地周囲状況と色々なご要望を整理していった結果「2階リビング」にたどり着きました。
1階に寝室・子ども室・水廻りを集め、2階はリビング・茶の間・キッチン・書斎コーナーとほぼワンフロアの構成となっています。
その2階リビングでは、ダイニングテーブルを置くダイニングではなくいわゆる「茶の間」の和室でご飯を食べたい!とのご要望をどう上手く解決するかがポイントでした。
茶の間の和室は床に直接座る、リビングやキッチンはソファや椅子に座るか立つとなりますので、目線を合わせるために茶の間を「小上がり」とし、それに合わせてリビング南の木製窓も上げそこにベンチを設けました。
その結果2階リビングの御馳走でもある太陽の光と開放感を背中に感じながら窓辺のベンチに座り、また茶の間に座り、リビングを向いておしゃべりをする。なんてとっても贅沢な空間が生まれました。
その他、つつまれた様な落ち着きをもたらす斜めの杉板天井、吹き抜ける風と明るい光、大きなバルコニーへの開放感など「2階リビング」の長所をたくさん取りこんだ、そして28坪ながら広々と「丁度良い」大きさのとても魅力的なお家です。
こうしてこのお家の事を考えていると、仲の良いご家族の笑顔と笑い声につつまれた暮らしがすごく想像でき、何だかとても楽しくなってきます。やはりそのご家族にあったお家というのが出来ていくものなのですね~