木製窓のお家【和歌山市】2015年
M様に初めてお会いしたのは4年前。なかなか気に入る地面に出会えず、また色々なタイミングも上手く合わず、しかし焦ることなく、弊社の展示場や見学会、家づくり教室に参加いただきながら、家づくりの計画を温めていってくださいました。
その間に赤ちゃんだった娘さんはもうすぐ小学生となり、またもう一人家族も増え、ご夫婦とお子様二人、そして将来お母様のご同居も計画に入れられたお家づくりが始まりました。
すでに見学会や家づくり教室などで弊社の家づくりを熟知いただいておりましたし、そのうえ大変趣味が良いM様ですから、初めから色々なアイデアやご提案を積極的に頂戴しました。
そんな「子供がのびのびと育てるお家」「前面道路の向こう側の緑を取り込みたい」「メインの庭以外の小さなお庭」などの提案は色んな所に活かされていますが、何と言ってもこのお家の中心は広間南側の連続木製窓。
前面道路の向こう側の緑を取り込む開放感を得るとともに、テーブルで食事をしながらちょうど良い高さ、つまり「ここち良い・落ち着く窓のバランス」をお客様とともに考えました。そのかいあって、自然と窓辺に集まってくる本当に「ここち良い窓」が出来ました。
また、他にもキッチンの後ろにある納戸と洗面、キッチンから玄関へ抜けられる「回遊性のある動線」、要所要所に配された収納など、家事軽減の工夫もこのお家の大きな特徴です。
お付き合いが長いからもあるのかもしれませんが、いつも笑顔の絶えないM様ご家族との打合せは本当に楽しく、またいつもお気遣いを頂戴し、大工職人もとても気持ちよくお仕事をさせていただきました。ありがとうございました。
このお家での暮らしはM様ご家族を、ますます笑顔で溢れる家族とすることと思います。遊びに行かせてもらうのが、今から大変楽しみです。