新築施工事例

二つの庭があるお家【和歌山市】2016年

閑静な住宅街に建つ、ご夫婦と小さなお子様二人のお住まいです。

間口が9m弱、奥行きが30m弱の東西に細長い敷地に建つお家。この敷地の特徴を活かすために、建物の南側に庭をとるような普通のプランとはせずに、リビング・ダイニングの東西に二つのお庭を設けるプランとしました。
その結果、一日の陽の移ろいを楽しむことができ、吹き抜ける風を感じ、敷地の奥行き方向に視界がとても長く伸びる、開放的な「ここちよいお家」となりました。

▲西の庭から濡れ縁と室内を見る、奥の東の庭へと室内を通して風が吹き抜けていきます
▲リビング南の高窓から光だけを室内へ導きます。左奥は和室


また、ご趣味の手芸を楽しむ時間がとても長い奥様のために、リビングともキッチンともつながった家事カウンターを設け、そこからもお庭の眺めを楽しめるようにしています。

▲奥様が長時間座るカウンターは気持ちの良い場所へ

こだわりのキッチン・水廻り、またタイルやコンセントプレートなどの隅々まで、また考えぬかれた各所の収納など、O様のアイデアとお好みを詰め込みながら、「暮らしやすさ」と「座った時の視線や会話などの【暮らしの楽しさ】」を追求したお家です。
O様でなければ出来なかった、本当に【O様ご家族らしい】お家となったと思います。

▲切妻のシンプルな外観。吉野杉板が美しい
▲ステンレスが綺麗なキッチン。前の可愛らしいタイル、蛇口にも注目です
▲将来の1階暮らしに対応できる和室。ここちよさと収納力を両立
▲奥にのびる西の庭。道からは見えず落ち着いた自分達の空間です

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