和を楽しむお家。建替え【海南市】2020年
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海南市の智弁学園近くの郊外、道路より石垣で2mほど上がった昔ながらの敷地に建つ40代ご夫婦とお子様2人、そしてお母様叔母様もご同居なされる6人家族、45坪のお住まいの建て替え工事です。 外観からは、瓦屋根、木格子、深い軒、縁側とお客様のお好みの「和」を色濃く感じさせます。
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ケヤキの板など銘木を多用して数寄屋風情を
小さい頃とても可愛ってくれたお祖父様がお好きだった「お茶室」などに通ずる「数寄屋=すきや」。その影響でご主人さまも「遊び心ある和」がとてもお好き。玄関先や和室に配された色も形も様々な丸太、様々な無垢の一枚板、欄間などに使われている格子、唐紙など、存分に「和の家づくり、数寄屋」を楽しんでいただきました。
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フスマを閉めても欄間の格子で緩やかにつながります
間取り的には、
リビング・ダイニング・濡れ縁・キッチン・和室が東西南北、そして外につながり、とても広々とした空間となっていること。キッチンがお家の中心に座り、リビングや和室とつながると共に、水回りにもアクセスでき、大変「家事動線」の良いお家となっていること。
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テーブルは栃の一枚板で大工さんが造りました
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軒と濡れ縁によって外部と内部が広々と
気持ち良く一体に。奥は勉強コーナー。
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左手がリビング・ダイニングなど。
正面の煤竹丸太はお母様の手すりも兼ねて
工事中に前の離れでご不便をおかけしたにも関わりませず、大工さん職人さんも設計も皆、本当にお母様には可愛がっていただきました。またご主人さまとは大阪まで一緒に銘木を探しに行ったりと、私たちも楽しく、そして大変勉強になる家づくりでございました。T様、これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
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空間のリビング。右奥が和室。