新築施工事例

丸太梁と白銀比のお家【紀の川市】2019年

田畑が広がり緑豊かな紀の川市の分譲地に建つ30代ご夫婦とお子様お1人(将来は2人を想定)のお家です。

ご夫婦共通のこだわりであられる「和風情」を強く感じられるお家です。【日本瓦・木格子・塗り壁・丸太梁・障子・沓石・錆丸太の柱・一枚板テーブル】など、和がお好きな方にはとても魅力的なフレーズが、このお家には並びます。そして、タタミのリビング南には大きな木製窓とその外に深い軒(屋根)+木のデッキ(濡れ縁)。深い軒下空間のデッキに腰掛けると、まさに懐かしい「縁側」の風情です。

▲正面屋根の勾配が白銀比(1:1.414)となるように設計しました

奥様が初めての打合せで「屋根勾配を白銀比に」とおっしゃった時の驚きが昨日のことのように思い出されます。プロ顔負けのセンスと知識をもつ奥様のアイデアにも助けられ、洗面脱衣や玄関からつながる納戸など、動きやすくて暮らしやすい工夫もたくさん詰まった、昔の「和」と今の「住み心地・便利さ」が上手くミックスされたお家になりました。

▲キッチンとダイニング。栃の一枚板テーブルは大工さん手づくり

「和」をベースに、細部までこだわった質のよいものに囲まれた小さなお家の丁度よい暮らし。を楽しんでいただけるお家になったと思います。S様誠にありがとうございました。

▲迫力ある丸太梁のある畳リビング。S様はソファが不要の畳ゴロゴロ派です
▲左手奥がダイニング。ダイニングとリビングはゾーンを分けて
▲造付けの洗面カウンター。ミラー収納も造付けです
▲御影石を埋め込んだ玄関。正面奥はシューズクローゼットを兼ねた納戸
▲S様こだわりの蔵の様な玄関戸と華奢な錆丸太の柱の数寄屋風情のポーチ

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