街中でも2階リビングで気持ちよく暮らすお家【和歌山市】2024年
和歌山市県庁のすぐ南に広がる古くからある住宅街に建つ約33坪のお家。街中の一画で便利さも兼ね備えながら、30代ご夫婦が(お子様2人を想定)、ゆったりと暮らすためのお住まいです。
職場への利便性と良い住環境を求め、長く土地探しをされていたO様ご夫妻。奥様が以前お住まいになって気に入っていた地区で、今回の敷地に出会いました。角地ではありますが敷地面積は約36坪。廻りもお家が立ち並んでいますし、車も2台置きたいとのご希望など、なかなかの難条件が並んでおりました。
お客様より「よい土地が出た」とのご連絡をいただき、すぐに敷地に向かいじっくりと考えていると「スッと」リビングダイニングを2階に上げることが頭に浮かんでまいりました。そして、2階リビングのデメリットもしっかりと整理し、1階リビングの案もご覧いただいた上で、2階リビングにご決断いただき、プランは進んでいきました。
建て込んだ街中では2階にリビングを上げると、時間に関係なく周囲の目線が気にならず、街の喧騒と一つ離れたような感じもあって、お客様の望む「ゆったりとした暮らし」に近づけることができます。またリビングのナナメにせり上がる大屋根天井の包まれたような安心感も、街中の大きくない敷地の1階リビングでは、実現が難しかったと思います。
また、お仕事にお忙しいお客様の家事動線をぎゅっと1カ所にまとめられる所なども、2階リビングが功を奏しました。仕事から帰ってきて、階段を上がり→リビング→キッチン→洗面→脱衣→階段ホールへとぐるっと廻れる動線も、コンパクトに納めることができ大変便利でお喜びいただいています。
そして、周囲の建物と建物の間、道路など「抜け」を探して設けられた窓も、やはり2階リビングだからあちこちに設けることができ、光・風・開放感を増すことにつながっています。
こうして見てくると、結果的には敷地はもちろんお客様の望む暮らしにも2階リビングは合っていたのではないかと思います。
常ににこにこ、大変お人柄の良く仲良しなO様ご夫妻。毎回毎回楽しい打合せで、家づくりが終わってしまのうが寂しいほどでした。そして、出来たお家のまるっと包み込むような優しい感じを思うと、O様ご夫妻のようであって、やっぱりしっかりと造られたお家はそのご家族のお家になるのだと、改めて思わさせられました。いつもこのような家づくりに携われる弊社はとても幸せだと思います。