野上のブログ

「割れ壁」できるまで。(左官壁、塗り壁、土塗り壁、割れ壁、手仕事)

さて、今日は前回の予告通り、コチラのお家のこの壁。

ひび割れをわざと造ったこの素晴らしい質感の壁。「土塗り割れ壁」なんて名前になるのでしょうか?

お客様がwebサイト上で見つけてお気に召した壁。日本で一番有名な左官職人さんが、ある陶芸家のお家でつくった壁だそうです(間違ってたらごめんなさい)

なんか、この壁だけで絵になりますよね。前に何も飾る必要がない位(逆にこの前に現代アートとか無機質な物置いても面白いかも)

弊社がいつもお願いしている左官屋さんが、その有名な左官職人さんと一緒にお仕事させてもらってたりした経緯もあって、今回喜んで挑戦してくれました。

そうそう。適当に割れたわけではないのですよ。たくさんのサンプルをつくって、100%は無理だけど、色々と土壁を盛り上げたりして、意図通り割らせているわけです。お客様も左官屋さんも、弊社設計福井も大満足のこの壁がどのように出来ていったかと申しますと

下地を塗って、

塗って、

塗って、

乾かして、

乾かして、

乾かして、

乾かして割って、

また割れて、完成。芸術作品のようでもありますね。

リビングの中心で、ぐっと雰囲気を引き締めてくれています。

こちらのお家は設計皆で見学させていただき、お勉強をさせていただきましたよ。

書斎のこんな飾り棚や、

寝室。

和室も、素敵な所がたくさんあるお家ですので、また後日完成写真を撮らせていただいて、またご紹介しますね。是非是非お楽しみに。

久保さんのBlogより内容がないとは言わないでくださいね。拗ねちゃいますから。

ではではまた来週!


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