野上のブログ

書く、つくる、考える、外す(お家の模型、床板張り、古材再利用、床の間古材)

さて、今週もいろいろと。

まずは、上の写真、今週は久々にパースなんて書いちゃいました。絵の上手い方ならちゃちゃっと絵で仕上げるのですが、私、あまり上手くありませんので、作図でなんとか。俗にいう一点透視っていうやり方です。

久々ですから、書き方思い出しながら一生懸命書いている際、昔設計事務所で修行している頃に夜な夜な終わらない図面をヒーヒーいいながら書いてた時を思い出したりしておりましたよ。横にあるのは外観模型。こちらもあんまり上手くはないけれど、イメージは掴んでいただけるかと。

ご覧いただいたお客様にはお喜びいただき良かった良かった。

こちらは紀の川市のF様家。戸高君が座り込んで何をしているかと言いますと、

これから張る吉野桧のフローリングの割り付け。フローリングも張られてしまえば分かりませんが、ただ順番に適当に張っているわけじゃなく、綺麗に見える様に色々考えてやっております。この辺は、現場の大工さんがしっかりやってくれないとダメで、大工さん「さまさま」ですよ。

はい。そしてこれは今日。堺市のO様家。こちらは建て替えで、来月から解体工事がスタートします。けど、今の和室はとても綺麗ですし、色々と思い出もあられますから、上手に外して再利用。

床の間の床柱や床框。書院の材料などを外します。もちろん、これも適当に切ったりしていては再利用なんてできませんから、実際施工方法の分かっている大工さんが丁寧に外していきます。

綺麗に外れました。この材料を解体でぐしゃっと潰しちゃうのはもったいないでしょ。

床の間まわりの材料を外し終わりました。また新しいお家の床の間に再登場してもらいます。その日を楽しみに、弊社の倉庫でお休みです。

以前建てさせていただいたお家。こちらのお家も解体する前に丁寧に外した古材が再登場。この辺はお客様の考え方次第だし、好き嫌いもありますが、古材には新しい材料には出せない風情もあるし、何よりお客様(の親御様)が思いのほか喜んでいただけるから、少々手間はかかってもやらせてもらっています。

建て替えをお考えの皆様、如何ですか?


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