野上のブログ

楽しまなくっちゃ。(左官塗、左官DIY、塗り壁自分で塗る)

今日は、印南町のK様家(随分前からお気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、実は、私、現場の所在地を近隣の場所にちょっとずらして書いておりますです)。

内部の大工さんの工事は終わって、今は「仕上げ工事」の時期。「仕上げ」とは、大工さんたちが長い間丁寧につくってきた壁や天井下地に左官塗や和紙やクロスやペンキなどでお化粧をする=仕上げるということ。《無垢板壁などは、大工さんの仕事がそのまま仕上げとなりますね》

上の写真で作業しているのは「左官屋さん」。いつも丁寧に仕上げてくれる弊社の家づくりにはかかせない原左官さんです。

こちらのお家の「かなめ」の吹き抜けの壁も綺麗に塗られてきました。

一方、

あれ?

こちらで左官壁を塗っているのはお客様ご家族。お子様2人もいっしょに。可愛いですねぇ。

寝室や子ども室など、大きく空間が繋がらない所は、このようにお客様が塗られることもございます。お客様が建築にご興味があったり、自分たちも家づくりに参加したい!とお考えだったりで、ご希望されるお客様がいらっしゃいます。

そんな時は、「ぜひぜひ」ということで、やってもらっています。今までたまたま現場で左官職人さんの仕事を見ていたら、「やってみる?」なんてことで、一部塗ったお客様もいらっしゃいました。

もちろん、職人さんのようにはいきませんが、ご自分たちのお部屋なら良いではないですか。ねぇ。せっかくのお家づくりですから、楽しまなくっちゃもったいないですし。(えっと、もちろん皆様塗ってください!と強制するわけではなくて、ご希望する方のみです。そりゃ、塗る方の方が少ないですから、こういう作業が不得意な方もご安心くださいませ)

そして、「養生」と呼ばれる、他の壁や天井への汚れ防止など、細かな所は左官屋さんがやってくれています。

さらには職人さんのレクチャーも付きますのでご安心を。しかし、こういう時、職人さんたちって優しい良い笑顔なんですよね。僕らにはあまり見せてくれない顔ではありますが(笑)自分たちの仕事を教えるというのは楽しい、誇らしいことなのかもしれませんね。

はい。こちらは職人技。木と接合する部分を、ライトを当てながら丁寧に仕上げてくれておりました。

土間の左官仕上げも進んでいます。

最後に、内部を仕上げている時、外部では

水道屋さんが排水管などの配管の埋設工事を進めてくれています。こちらは土に埋まっちゃうと分かりませんが、勾配や接続部などきっちり丁寧にやってくれています。こちらも永年住まうにはとっても大切な所です。

はい!そして、こちらのお家は来月完成見学会を開催させていただきます。近日中に詳細をwebサイトでアップいたしますので、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。


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