リノベーションのすすめ(Renovation work、大彦、大工さん、手仕事、手刻み)
木の家を愛する
工務店が建てる
正直な木の家
を造り続ける大彦です。
今回の広報くぼが行く、大彦の【リノベーション工事~手刻み】についてをお伝えします。
「リノベーション工事はどんな事をやってくれるんですか?」というご質問をいただきますので簡単にご紹介いたします。
まず、リノベーション工事を依頼されるお客様の主なご要望ですが・・・
・「家族が楽しく集まれるリビング・ダイニングが欲しい」
・「応接間や続きの和室で家の良い所が占められており、いつも居るリビング・ダイニング・茶の間が暗く、狭い」
・「家事をしながら子供の気配を感じたい」
・「明るく、使い勝手の良いキッチンで、家族と楽しく調理したい」
・「愛着があって、今住んでいる家を壊したくない」
・「子供が独立して夫婦二人暮らしになったので広すぎる」
・「子供家族と一緒に暮らすようになったので広くしたい」
など、伝えていただく事が多いです。
情報誌【つくり手第14号】H29.6 に掲載しております。
大彦のリノベーションは、間取り・仕上げ・開口部(窓廻り)などに大規模な改修工事を行い、経年した風情を活かしながら「心地よい・気持ち良いお家」に再生します。
残す部分と直す部分の兼ね合いが難しい所。
これは大彦の設計担当の設計力と大工さんの繋ぐ技術がものを言います。



ベテラン大工さんと設計担当が内部をしっかりと見て回ります。もちろん、床下・外回りも。









社長の写っている写真で遊んでいる訳ではないですよ(笑)。使える所・直す所、スッキリできる所をしっかりと考えている様子です。
窓の高さや間取りなどを全てを確認し、図面におこします。また、使える柱・梁などをベテラン大工さんが見極めます。
■構造がしっかりとしていれば・・・
建て替えでなくても、リノベーションによって「心地よい・気持ち良いお家」は生み出せます。
『部屋ごとに分かれていた内部を広々とした気持ち良いワンルーム空間に!』
など、お家内部の空間を劇的に変化させる事ができます。リノベーションは、一度スケルトン状態にすることで建物の隠れた危険性を把握でき、不具合が見つかった場合、改修工事の際に補修を行うことができます。それによって自分にあった生活とともに、安心・安全な住まいを手に入れることができます。
■「心地よい家」を手に入れたい・・・
新築にこだわらない方の場合、構造のしっかりした(購入前の建物のご相談も承ります)「中古住宅」「古民家」を買う。そして、その家をリノベーションして、自分の好みにあった「心地よい家」に再生するというのも、一つの手です。
築年数の経った中古住宅は金額的に評価が低い場合があります。土地+新築よりは、かなりコストが抑えられることができます。


新築のように生まれ変わりました。
■そして、今なぜ手で刻む技術の継承が必要なのか・・・
人口が減少し新築工事が減った場合、改築や増築などの”直していく技術”が大事になっていきます。手刻みができる大工さんがいなくなれば、すでにあるものを活かすことが不可能になっていくと、堀部安嗣先生はおっしゃっています。
世界的にも高水準と評価される大工さんの技術を、途切れることなく次代へ継承していきたいと大彦も考えています。
🔶今週の事務所の様子




みんなで一つの事を成し遂げる、みんなでひとつのお家を一生懸命に作ってお客様に喜んでいただく、本当にやりがいのある、幸せをお裾分けしていただける仕事です。
大彦で、手刻みのできる大工さんになりたい人、ぜひ一緒に働きましょうね。
ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。
過去のブログの記事(2020年以前)はこちらからご覧いただけます。