目板(めいた)で押さえる! (杉板張り、杉板目板、外壁杉板、吉野杉)
皆様こんにちは。今年は梅雨があっという間に終わって、なんか色々心配していましたが、先週今週と、結局まだ梅雨が明けていなかったと思った方がよさそな天気が続いておりますね。湿気が多い日が続くと体調も崩しがちですので、お気をつけくださいませ。
さて、今日は大阪府某所の現場より。
外部の杉板も張られて随分格好がついてきていますが、ちょっといつもと違う所分かります?
はい。こちらのアングルから見ればお分かりになるでしょうか?
これでお分かりいただけましたね。杉板張りの外壁の上にリブがついているというか、板の上に木が打たれていますね。
これ、先日のBlogでも取り上げていたのですが(「つくってみてみる」)
いつもの弊社の杉板張りは
このように杉板の表面がフラット。
手前味噌ではありますが、厳選した吉野杉の板材を自社で乾燥選別して張っていますから、なかなか美しい仕上がりで、自信をもってご提案いたしております。
ただ、今回は平屋の小さな建物で、外壁4周全てが杉板張りということもあって、いつもとすこし違う趣向をご提案させてもらったわけ。
この杉板の上に木をうつ手法を「目板押さえ」などと呼びまして、昔からある仕上げですし、和洋問わないデザインで、日本だけでなく世界あちこちでも見られます。今までも出張先の街中の建物で見て、いつかやる機会があればと頭の抽斗にいれていたのであります。
目板が外壁にリズムをつけ、陰影もついて、面白い。良い雰囲気に仕上がっていますね。
足場を外すのが楽しみですね~。そうそう、先日のBlogで取り上げた際の答えもでているのもお分かりいただけますでしょうかねぇ?
ではまた次回。
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