今週の現場!
梅雨に入り、現場の段取りが気になる季節になりましたが、(でも実は梅雨はあまり雨で現場が困ることは少ない。なんて話も前回しましたね)今週お邪魔した現場をちょっと。
まずは、岩出市の「しころ建ちの日本家屋リノベーション」(「しころ建ち」とは、また別の機会に、立派な日本家屋と理解してもらえればと思います)
上の写真の様に、構造補強なども進みまして、
床には断熱材をしっかり入れて、電気配線や水道排水配管なども所定の位置にしっかりと立ち上げて(もちろん全体の整理もいたします)
床も張り終わりました。この写真に写っているのは、その床板の上に傷防止の養生をした姿ですが、
反対側から見てもそうなのだけど、こちらのお家は何回か増築をしていて、色々な部屋で床の高さが違って段差があったわけで、そこを同じ高さに揃えると、広がりがでて、お客様からも「大きくなったねぇ」と。まだまだこの段階では分からないけれど、もう少し出来てくれば、広々と伸びやかにつながる空間を皆さまにもご理解いただけると思います。
次は、和歌山市松島のA様家。大工さんの工事も最終盤に突入しておりまして、
こちらのお家の肝の部分も出来てきましたよ。3回前の「はぐ」でご紹介したカウンターが登場です。いい杢目で存在感バッチリですね~。
お客様のご要望を、設計担当の坂本がこだわって、頭も悩ませて実現した所もしっかりと。これがどういう使われ方もするのか?どこにこだわったのか?またしっかりとご紹介させてもらいますね。しかし、良い質感で仕上がっていて「にやにや」しますねぇ。出来上がりがますます楽しみになってきました。
それから、前回に引き続き、あまりご紹介しないリフォームの様子。11年前にお家を新築していただいたお客様家の子ども室を仕切るご依頼を頂戴して。(N様いつもありがとうございます)
最近はやっている有孔板を使って。この穴に差して物が吊れるので、よくInstagramなどでも見ますが、普通に壁材としても感じが良いですね。
日々の暮らしのお困り事など、簡単な事でも何でもご相談いただければ幸いです。
最後は、大阪府某所。
今月初めに基礎が出来まして。
いつもながら綺麗な基礎です。基礎屋さんありがとうございます。
昨日棟上げを行いました。
平屋で床面積もそれほど大きくないので、弊社にしては珍しく棟上げの日にタルキ(屋根をカタチ作る木)まで打てました。
毎度のことではございますが、棟上げの日の大工さんは、いつもに増してカッコいいですねぇ。
約1か月かけて、木と木を組んでしっかりと強度を出すために柱や梁一本づつに大工さんが行ってきた「手刻み加工」も、組んでしまえば愛想もなくすっと納まっています。この内部でどんな風に木と木が組まれているのかは、組みあがった姿を見るだけでは分からないですが、やっぱり手刻みは何か「雰囲気」があるように思います。
はい。これから雨よりも手強い「暑さ」も本番になってきますが、大工さんたちに頑張ってもらって、現場を進めてまいります。
では、また来週。皆様も暑くなり初めの頃は、よりお気をつけくださいね。
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