かくし框。
今日は久々の雨。今週は天気が結構良かったですね。そのおかげで今週は外回りのコンクリート2棟を初め、外回りの工事が結構進み、大変ありがたかったです。これから来週前半にかけては天気ももちそうで、来週もなんとかなりそうですね。
こんな感じで梅雨は結構なんとかなるんですよ。例年。
さて、現場。
今日は有田市箕島駅近くのH様家。上写真であるように外回りの下地も終わり、大工さんの工事も内部が中心にうつってきている所。
外部の木製窓の木枠工事も出来てきました。弊社の定番の木製窓ですが、あれっ?と思った方いらっしゃいます?もし、いつもとの違いに気づいた方いらしたらプロ顔負けでございます。
真横から見るとこう。ヒントは、内側の木枠と外側の木枠の段差。
こちらがいつもの納まり。分かりました?今回の方が内と外の段差が大きくありません??
この大きな段差。ここに、木窓のフレームが隠れるのです。
いつもの納まりは木枠のフレームが室内側に見える。
こちらの木の窓。左側の2枚が動く窓=引戸で、右がFIX(動かないガラス)なのですが、普通は左側のように、木の窓のフレームが室内に見えてくるわけ。
でも今回は引戸も右のFIXのように見せようと。引戸がしまっていてもフレームが全て隠れてガラスのみが見えるように。これが「かくし框(かまち」と呼ばれる手法です。
もちろんいつものやり方で十分だと思っていますし、かくし框にはデメリットもあるので十分注意は必要ですが、一段美しい納まりでありますね。ただ、大工さんたちはいつもに増して難易度があがりますから大変です。
はい。というわけで、今週はこの辺で。来週末はいよいよ見学会、お楽しみに〜。
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