野上のブログ

屋根の大切なところ

今日もなかなか寒いですね。現場では大工さんも職人さんも「さっむいね〜」と。。また慣れてくれば少しマシにもなってくるのですが、一気に寒くなってきた時はしばらくは大変。断熱材が入っている現場は良いのですが、まだまだ外壁や屋根の工事中の現場は外と同じですから、休憩中も寒くて大変。大工さん職人さんには感謝感謝です。

棟上げから3週間位の岩出市根来のA様家の現場。大工さんの屋根下地の工事が終わり、屋根屋さんがその上に屋根材を葺いています(葺く=ふく。屋根を施工することを「葺く」と言います)

屋根材はガルバリウム鋼板という金属板です。弊社の屋根は日本瓦かこのガルバリウム鋼板がほとんどです。

これは2階の屋根の先端部分。金属板の屋根はこういうふうにエッジがたって、シャープな感じに仕上げられるのが特徴。全体的に軽やかな印象の屋根になります。

誰でも分かるように屋根の施工がイマイチだと雨漏りにつながりますから、色々な約束事があって、どこの建築会社でも慎重に施工していきます。だから屋根の表面で何か問題がおこることはほとんどないのですが、

こんな壁と屋根がぶつかってくる所などが怖いのですね。今まで積み上げてきた色々な経験もあるし(正直お客様に漏水でご迷惑をおかけしたこともあります)、建築系の専門誌などで学ぶこと、慎重に慎重をきして納めていきます。

(なんてたって日本は雨量も多いですし、台風に代表されるような暴風雨もありますから。だからヨーロッパやアメリカのお家の材料が日本では問題がおこることもよくあります。なんてったって暴風雨のときは雨水が下から上へあがりますからね)

こんな所も。見づらいけれど、緑色の上の裏に白い紙がある(下側に出ていますでしょ。)のがここの納まりの肝。家づくりのプロの人向けみたいな、あまりにもマニアックな写真ですね。

こちらは屋根じゃなくて窓廻りの納まりですが、うちがよくするデザイン手法。サッシュの外側を木で覆うやり方です。また出来上がってきたらご紹介いたしますね。

このように外回りが覆えたら、大工さんは内部工事へとうつっていきます。この位まで出来てくれば寒さも少しましになるのですがね。

まだまだ寒い季節は続きますが、寒さに負けずに皆で頑張ってまいります!


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