野上のブログ

根来の棟上げ

先日は和歌山市県庁近くの棟上げの模様を少しご紹介いたしましたが、実は先月末にも岩出市根来でA様家の棟上げがございました。その大工さんの活躍の模様を今日はご紹介いたします。

上の写真は通り柱(=とおりはしら。とおしばしら。とも言います)を入れているところ

通り柱は1階床下から2階天井までのびる柱。木の家であれば普通はお家の4隅に建つのが大体普通でしょうか。うちの構造の考え方・木組みの考え方から、8本〜10本程度使います。けれど、この通り柱は上下も土台や梁にささりますし、横からも梁などの横架材がささるので、組んでいくのが手間がかかります。

梁が組まれていく所。下で柱にささる部分、横架材の上に乗る部分、またこの横架材に組まれていく横架材がありますし、なかなか大変そうでしょ。

こちらも。これはなかなか木組みをいれるのになかなか苦労した横架材。

先程の部分がうまく入りましたね。

1階の梁、横架材までは大体組み終わりました。

2階の横架材や梁も1階と同じように1本1本組んでいきます。7人掛かりですね。

今回、設計担当の福井君が苦心して考えた部分がレッカーに吊られて空を飛びます。

納まりました。こちらはどういう工夫があるのか?のはまた後日ご紹介いたします。お楽しみに。

棟上げから1週間ほど経った姿です。屋根のカタチも見えてきました。こちらはバルコニーがとっても面白いお家。物見櫓のような?これではなかなかイメージつきませんね。早く出来上がってご紹介したいですね。

あっちの現場、こっちの現場、そっちの現場、全ての現場=お家に楽しみなことがたくさんあってワクワクします。やっぱり家づくりは面白く楽しいですね。

はい。ではまた来週。寒くなってきましたからお体お気をつけくださいね〜


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