基礎スタート&墨付け手刻み
前回もご紹介いたしましたが、弊社は、先月・今月とお引渡しのお家と新しく始まるお家も数棟重なり、設計も作業場も現場も皆忙しく活気に溢れております。
また年明けにも着工予定の新築・リノベーションお家が重なっておりますし、年末年始でのリフォーム・リノベーション工事のご相談も頂戴し、本当に有り難い限り。お客様のおかげで一生懸命お仕事をさせていただけき幸せでございます。誠にありがとうございます。
さて、今日は和歌山市県庁の近くのA様家。
以前、敷地造成工事と地鎮祭の様子をご紹介いたしましたが、いよいよ基礎工事がスタートいたしました。
一番上の写真でもありますが、基礎工事に必要な様々な道具や測量機器、ショベルカーなどの重機が搬入されています。小さい男の子たちなら目が輝く光景ですが、一つ一つの機械や道具を見ていると、やっぱり皆よく考えられており、興味深いものがあります。各工程工程で職人さんたちが使う道具ばかりを紹介していっても面白そうですね。また情報誌でそういうコーナー作ってみようかなと
地鎮祭の際に建物の大体の位置出しを行い、それをお客様に確認していただいたものを、
測量器などを使って正確に(きちんと直角・平行・高さも合わせて)再度位置出しをします。それが終われば、いよいよ土を掘ってまいります。【土を掘ったら、砕石入れて固めて、鉄筋を組むための位置出しコンクリートを打って、鉄筋を組んで、枠をつくって、コンクリートを打って】と進んでいきますが、またご紹介いたします。
さて、現場では基礎工事が進む一方、弊社の作業場では「墨付け・手刻み」です。
ヒバやヒノキ、スギなどの角材に木組み加工を施して柱や梁にしていく作業です。まずその木組みを一本一本(全て合わせると数百本)の木に棟梁格の大工さんが、加工方法を直接書いていきます=【墨付け】
そして、その指示通りに大工さんたちが道具を使って手で加工していくのが【手刻み】
これを全ての部材に施して棟上げを迎えるのです。前回ご紹介いた岩出市のお家は今週末。今回のお家は来月初めに棟上げです。楽しみが一杯です!
はい。ではまた次回。よろしくお願いいたします。
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