外回りができるまで
和歌山市東部郊外のF様家。先週に外壁の左官壁が仕上がりましたので、ここまでの進み方などを、ちょっとご紹介。
まずは6月初旬、棟上げ直後の姿が上の写真。柱や梁の木組みが組まれた状態ですね。
野地(屋根を形づく下地)の施工が終わり、屋根のカタチも見えてきてぐっと家らしく。
外壁下地ができた所。タイベックという風と雨は通さなずに湿気のみ通すシートをきっちりと張った上に、竪胴縁(たてどうぶち)という木を施工した所。
先程の竪胴縁の上にラスという金網を張る段階があるのだけど、その写真を取り忘れてしまったので、すでにラスを張った上に左官屋さんがセメント(モルタル)を塗った所。まず第一段階のモルタルを塗った上に割れ防止のネットを伏せこんで第2段階のモルタルを塗っています。この状態でしばらく乾かして、
いよいよ仕上げ塗りです。
土や砂、石灰や石などを混ぜてつくったネタ(既製品ではなくオリジナルで造っています。配合はナイショ)を現場で左官屋さんがつくって、
それを塗っていきます。(前回インスタライブでお伝えしたのがこの風景)
さらにこの壁を少し乾かしてから、「ガリガリ」と「かく」と
「かきおとし壁」の完成です。弊社のお家づくりの定番中定番。風合いも耐久性も自信をもっておすすめできる壁です。(長所など詳しくはまたご質問くださいね)
完成です!
あとは足場を外して、正面の玄関建具が入ると、ぐぐっと雰囲気もでてきます。お楽しみに〜。
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