木の窓つくってます
今日も現場。こちらもお久しぶりの和歌山市東部郊外のF様家。平屋の瓦葺きのお家です。写真は全て1週間ちょっと前の写真になるのですが。
外部のアルミサッシュが取り付けられ、床の下地工事が進んでいますね。(下地とは仕上げ材を張る前の状態。この木の上に床板が張られます)その頃は、木の窓の工事を一生懸命進めています。
アルミサッシュならば、窓枠も中で動く建具部分も出来ていますから、それをビスなどで取り付ければ終わり(室内の窓枠は木で造りますが。と言えばややこしいですかね?またおいおい説明してまいります)なのですが、木の窓は窓枠から造らねばなりません。
上の写真にあるように、建具の走る溝などを彫って、作業場で棟梁が拵えてきた木が現場に運ばれます。
それをまた現場で細かな部分を合わすために、大工さん加工していきます。そして、
それを組んで、
取り付けていきます。物凄く大まかに説明しておりますので、ここまででももっと複雑な仕事をしていますし、実際木枠を取り付けるためにも、取り付けてからも、まだまだ細かな仕事があるので、説明し出すと、Blog10回分位のお話になるのですが、そんなマニアックな所を聞いてみたい方は、おっしゃってください。現場にご案内してご説明いたします。
アルミサッシュを取り付けるのと比べると、20倍30倍の手間はかかるのですが、
木の窓はこういう素晴らしい開放感を得られますので、やっぱりやめられないのですね〜。他にも木の質感の温かさや優しさや経年変化など、他にも抗し難い魅力がありますしね。
最後に昨日の写真。雨が続いたので外部はほとんど進んでおりません。ようやくの晴れの中仕事に励む瓦屋さんも楽しそう&嬉しそうでした。来週はいよいよ梅雨明けでしょうか。またまた元気の出ないニュースが多いですが、なんとか元気をだしてまいりたいですね。
ではまた来週!
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