狙ったとおりに。
最近は気候も過ごしやすくて気持ちのよい日が続きます。桜や桃の花も綺麗ですし、あれさえなければ最高なんですがね〜。
さて、海南市のT様家。上の写真でもありますが、随分と出来てきました。外壁には左官下地のラスという金網も張られて、また姿も変わりましたが、どうです?なかなか格好の良いお家じゃないでしょうか。自画自賛ですが。
内部は、
色々な部分に開口部の木枠と壁の下地も出来て、部屋と部屋の区切りが分かるようになってきて、随分とお家らしくなってきました。こちらはリビングからダイニング方向を見ている写真ですが、これの反対側は
じゃ〜ん。大きな丸太梁がかかっていまして、これを見せるダイナミックな空間となります。天井が出来てきた際の写真をお楽しみになさっていてください。どのように変わるのか。
そして、右手が和室となってそちらは北側となるのですが、こちらの敷地の大きな特徴が北側が開けていること。そして敷地が少し道より上がっていますので、北側への開放感がなかなかのものがあります。
もちろん、南側の母屋(離れ)との間にも庭もあるし、明るさもあるから、そちらに開くのは当然としても、北側の開放感も捨て難いわけです。
ほら、このとおり。そして、真ん前に桜の木。なかなか絵になります。完成しらた、畳に座って低目にした窓の縁に肘などかけて花見なんか気持ちよさそうじゃないですか。こんな風に設計で考えていることが現場でばしっと形になってくるのが、このお仕事のタマラナイところ。
階段の窓も北側に向いているのですが、こちらも眺めと開放感を楽しめる窓。階段に座ってぼーっと外の気持ちよさを感じたり、ちょっと読書などもここちよさそうでしょ。
こちらの出来上がりもとっても楽しみです。
最後に地味な所を。2階のトイレの配管なども終わっています。もう見たままですが、このように壁の中に入ってしまいますので(配管が入っている壁は仕上材が外せて点検できるようになっているんです。PSなんて言います)、後からどうにかなりません。だからめちゃ大切。
この頃の現場は基本的に地味ですが、配線や配管だけでなく、壁の下地(ハンガーパイプや絵の額吊りや物干しなどを取り付けるために必要)なども今やらなければ間に合わないし、重要な所がたくさんです。だからお客様とも現場での打ち合わせを密にしてじっくりと進んでまいります。
それでは今日はこの辺で。
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