綺麗な屋根ができました(一文字瓦、手仕事、瓦屋根、kawarayane、itimonnjikawara、切妻屋根)

久々に和歌山市北部のA様家から。
大きな切妻屋根が特徴の平屋。切妻屋根ってのは、シンプルな三角の屋根。
そもそも日本の建築は「屋根の建築」と言われるほど、屋根が大切。それは《雨が非常に多く、台風もあって、夏場がじめじめ&冬場は「日向ぼっこ」に称されるように日照がある》日本の気候風土から、お家を守るために、そしてそれを活かすために大きく屋根が張り出させ(軒の出た)それがそのままデザインになったってことなのです。
特に、こちらのお家のような大きな平屋は屋根が本当に大切。
それでお家の印象は決まっちまいますからね。
だから、

こんな日本瓦(いぶし瓦)を

瓦職人さんが一枚一枚手で加工しまして(厳密に言うと、上の写真の瓦を加工しているわけではなくて、軒の瓦を加工しているんですが、ご勘弁ください)

並べて、しっかりあっているか?確認&調整

はい。また確認。

とっても丁寧に仕事をしていただきました。《こちらの屋根は日本瓦「一文字葺き」というもの。金属板葺き(ガルバなど)でも、他の物でも、しっかりと屋根職人さんが調整して綺麗に仕上げていきます》

おかげで、めっちゃ綺麗にできました。

『瓦屋根はナナメからみて、ラインが綺麗に通っているか?を見るんやで』と父が良く申しておりましたが、バッチリでしょ。美しいです!

内部ももちろん進んでいます。

壁下地に加えて、天井の下地も格好がついてきて、内部空間も随分と雰囲気がわかるようになってきました。ここから、どんどんお家は色々な所が出来てきて、ぐんぐん楽しくなってまいります。
どうぞ進捗をお楽しみになさってください。
そうそう。今週土日は和歌山城ホールで「ものづくり文化祭」が開催されます。詳しくは前回の久保さんの投稿をご覧いただければですが、私も居りますので(出たり入ったりですが)、もしよかったら遊びに来てくださいね~。
お待ちしております!!
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