棟上げ2週間ちょい。(サッシュ取付、お家外観、四角の窓、三角屋根の家)
和歌山県庁近くのO様家は、棟上げから2週間とちょっとが経ちました。
棟上げ後すぐにかかるのは「野地=のじ」と呼ばれる屋根の下地工事(屋根をかたちづくる工事)。上の写真が棟上げ後1週間で野地工事が大体終わった位の外観。
この頃は、
こういう後々の雨漏りを最後に防止する部分の納まりがたくさんあって、実はなかなか重要な工程。(上の写真などは注意する部分でよく出てくる所。ここに反応する方はプロ並み!)
野地工事が終わると、このように外の屋根の裏(軒天)の綺麗な杉板も仕上がってきていますし、
内部からもちょっとお家らしくなってきます。こちらが2階リビングのメイン空間。(このアングルが一番メインとなりますでしょうか。出来上がりをお楽しみに。)
この頃の現場は棟上げ後の木組みをあちこちで見られて、よくよく見ると楽しい所がたくさん。設計2年目の幸前君も勉強する所がたくさんであります。
野地が終われば現場は、窓を入れる工事へと。とにかく、屋根と外壁を覆って雨風をしのぎ内部の工事へと進みたいわけです。(この段階で構造材が雨に濡れるのを極端に嫌う方もいらっしゃいますが、弊社は使う木の工夫もあって大丈夫と判断しております。)
弊社の設計と大工さんで、位置などを打合せ確認したあと、大工さんが取り付けていきます。
サッシュが付きだすと、俄然お家っぽくなるのですが、サッシュ回りも
防水紙(防風透湿シート)の貼り方など、ここもプロの方が好きな所がたくさん。いや、プロというよりかは、プロっぽい一般の方の方が好きな所でしょうかねぇ。弊社はこんな庇なども付けますから、更に納まりは複雑になります。
シートがかなり貼られると、
かなりお家らしくなりました。この三角屋根の下の大きなスクエア窓が顔になるお家。この窓の位置はかなり注意して検討を繰り返しましたが、なかなかええ感じだと一安心。
外部がかなり格好がついてきましたから、内部の床の断熱材なども搬入され、次の段階「内部床張工事」への段取りも着々と。
また工事の進捗をお楽しみになさってください。
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