野上のブログ

ただものではない窓(大きな窓、吹き抜けの窓、木の窓)

昨日今日と大変忙しくさせていただいておりました。お打ち合わせやリノベーション予定のお家の実測&現地調査などで走り回っておりました。あまりに予定をタイトに組みすぎまして、全く時間の余裕がなく、ちょっとしたことで打合せ時間も遅れてしまって反省。また、こんな時だから起きるのですが、さらにお客様家に携帯電話忘れたりで、ご迷惑ばかりかけて反省反省です。

さて、そんなでBlog更新も遅れましたが、今日は印南町のI様家。オーバーなタイトルをつけましたが、上の写真で吹き抜けのとその下のリビングの窓の雰囲気が大体分かっていただけるかと。

私は、これを見て、「これは良いなぁ~」と思ったわけです。

どうです?

そう思いません?

お家の「ここちよさ」も、外観・室内とも、デザインの良さ・カッコよさの大きな部分を占めるのは窓です。

もっと言うなら、窓と壁のバランス。近代的なビルのように全面窓にするっていうやり方もありますが、普通の住宅地から考えたり、普通の暮らしから考えますと、それはなかなか難しいですし、落ち着きませんし、私自身もあまり好きではありません。

そうすると、やっぱりバランスとプロポーション勝負!ってことになって、ここが腕の見せ所というわけです。もちろん素材や窓廻りの納め方など、まだまだ問われる所はたくさんありますが、バランスっていうことで言うなら、もうこの現場の状況で分かるわけです。

私の設計の師匠から、「窓と壁のバランスは基本○対○位」という正解は言葉としても教えていただきましたし、大学出てからの修業時代の【寝ても覚めても建築設計!】って時代で、随分その辺は叩き込んでもらいました。

それに基づいて、敷地の状況やお客様の好みと一緒に考え合わせていってるわけですが、やっぱりこのお家の窓のバランスはなかな素敵で完成が楽しみ。(内部の天井や壁が出来てくればもっとお分かりいただけると思います。お楽しみに)

こちらのお家と同じ吹き抜けの窓と言えば、

吹き抜け丈夫の窓がすっごく大きいパターンや、

逆に、

小さな熱気抜きの窓というパターンもありますが、また今回はちょっと違う感じ。

しつこいですが、完成が楽しみでありまして、これがこの仕事の醍醐味なんですねぇ。

おまけで、

目立つ所ばかりじゃなくって、後からは見えない下地の防水処理はとっても大切よ。ってことと、

大工の堺君が、階段造りで活躍中の様子も載せて、今週は終了です。

また来週もよろしくお願い申し上げます。


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

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