みるみると。(外壁左官、左官カキ落とし、梁の見える天井、ピクチャーウインド)
分かってはいましたが、一気に寒くなりました。朝起きても体が痛くて、、眠っている際にも寒くて体に力が入っている?んでしょうか。急激に気候が変わると体調崩しやすいですが、皆様もくれぐれもお気をつけください。
今週も現場からまいります。
もうすぐ仕上げ工事へと入っていく御坊市のI様家。
上は少し前になりますが、外壁の左官壁、カキ落とし仕上げの模様。数か月前の下塗りから工程を重ねてきて、いよいよ仕上げ。
左官職人さんたちも10人ほど来てくれて、一気に仕上げ。《住宅で一気にこの位の左官屋さんが来ることもほぼないと思いますが、弊社の外壁仕上げは少し特殊ですので。理由はまた別の機会に》
角などは特に気をつける所ですが、ここも熟練の技で、スイスイと。
はい。仕上げの左官のネタが塗られました。
しばらく乾かしてから、この上を掻いていきますと、
はい。仕上がりました。「掻いた」具合は、写真では伝わらなくて、実際ご覧いただくしかないのですが、実はこちらのお家は来月中頃に見学会でご覧いただけます。詳しくはまた後日アップいたします。
内部も、
ボードも張られました。
はい。この複雑な所も出来ましたし、和室奥の書庫の棚も出来てきましたよ。
ボードがほとんど張られましたから、私お気に入りのリビング西の景色を切り取る的=「ピクチャーウインド」の雰囲気もよく分かってきましたし、
その右上にある棚も出来ました。
この棚は、
最後は現場で原寸図(簡単なものですが)を書きながら大工さんの戸高君と打合せしたもの。まさに「手づくり」でありますでしょ。
そうそう。この棚のデザインの原案はお客様のご提案。
あとは、このボードの上に、左官屋さんとクロス屋さんがどんどん仕上げていってくれます。これからの2週間程は「みるみると」お家が仕上がってくるので、とっても楽しい時期なんです。
最後に、こちら。
ちょっと前のBlogで取り上げましたが、この地方特産の「黒竹=くろちく」。どこに使うか?お客様と打合せをして、この玄関の壁の隅にアクセントとして設けました。
壁が仕上げられるともっと効いてくると思いますので、お楽しみに。
さて、今週末は非常に楽しみな研修があります。大工さんと設計監督一同で某所にお邪魔して、実際に造った木組みの破壊試験を見学してきます。いつも自分たちが造る木組みや壁が、数字でどの位の強さがあるのか?
もちろん、お国が示していただいている指針や、偉い大学の先生たちが実験してくれているものもあるのですが、実際にどのように壊れるのか?をこの目で見るのは、皆相当な勉強になることと思います。その模様はまた次回。
皆様、温かくしてくださいね~。
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