街中で棟上げ!
一昨日昨日と大阪某所にて棟上げでした。住宅が密集していて、前面道路の電線や駐車スペースなど、色々難しい理由があって、久々の「手上げ」。
普通、棟上げは
こういうクレーン車を据えて木を吊り上げてもらうのだけど、このクレーンのアームが電線が邪魔になることと、置くスペースがなく道をふさいでしまうからで、使えない。
だから木を上げるのも大工さん達の人力。たまに街中の密集地ではあるのです。東京などでは逆に当たり前なんでしょうかね?
そして、そう。皆様の想像通り、大工さんたちはいつもにまして疲れます。普通、弊社の棟上げは一日だけど、それを2日みたのもそのためだし、助っ人に設計の新人、幸前君が呼ばれたのもそういうこと。
約一月、大工さんたちが一生懸命木組み加工を施した梁や柱が初日の朝に運ばれます。(大部分は前日に運んでいます)
そして、
柱も梁もどんどん組まれ、初日でかなり良い所まで進み、
二日目の夕方には、
タルキと呼ばれる屋根を形づくる木まで打てて、大工さんたちの頑張りで想像以上に進みました。皆様お疲れ様でした。
2階にあがるとこんな感じ。
お客様にお越しいただいての棟上げ式も終わり、現場を後にする前に一枚。
先ほどまでの大工さん達が一生懸命「カンカンコンコン」と作業していたのとは、一転して静かな落ち着いた姿。夕日を背負って雰囲気がありますね。いつも棟上げが終わって最後まで残って、一気に姿を現わしたお家を、ゆっくりと眺めるのが大好きなのですが、こちらもなんかよい感じでした。
さて、ここからお家づくり本番です。ここからは大工さん以外にもたくさんの職人さんが登場してきます。皆で一生懸命頑張ります!!
ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。
過去のブログの記事(2020年以前)はこちらからご覧いただけます。