現場でニヤニヤ?(和風外観、外観ガラスが多い家、大きな窓)
先週に続き、今週も現場のご紹介。
私たち設計が現場に行くのは、①お客様に進捗をご覧いただきながら現場で打合せするのと、②大工さんや職人さんたちと打合せしたり+現場の仕事がきっちりできているか勘所をチェックしにいったり+細部をどうしようか?考えるため現場へ行く。の二つがあって、
①はほとんど週末になるわけですが、(平日に打合せいただけるお客様は大変ありがたいのでございます)②は平日の日々の業務の中で。まとめて、2棟3棟回ってしまうことが多いです。
現場に行ってできていくのを見るのは純粋に楽しいし、ワクワクするのでありますが、昔修業先の設計事務所の所長に、『現場に行ってニコニコしながら「出来てきたな~。ええな~」なんて楽しんでたらダメよ。重箱の隅をつつくような気で悪い所探さないと。性格悪い方がチェックは向いているわな』と言われましたね。
まさか自分で性格良いです!とは言いませんが、やはり私は現場に行くと出来ているのが嬉しいが先にきて、ニタニタしてしまいますねぇ。
今週回った現場も、御坊市のI様家では、
和室の枠回りが綺麗に出来ていて、
ニタニタ。
無垢の床板を張っているのですが、若い大工さんがその張り方を色んな所の寸法をとって、現場に張って考えているのを見て、よしよしと思ったり、
次に廻った紀の川市のT様家では、
このお家の心臓部、リビングの大開口が上手く納まっているをみてニヤニヤ。
「やっぱり、うちの設計の福井君はカッコイイの外観の設計が上手いな~」とニヤニヤ。
その帰りに、紀の川市のA様家。
こちらのお家の外観は和が強く先ほどと対照的かもしれませんが(とはいっても、私共はそれほど違うとは思っておりません。根本の設計思想は同じですから。ただ、お好みはドシドシとお伝えくださいね)、
左官屋さんが登場しています。
お茶室のある和室ですから、左官屋さんの腕に頼る所は大きいわけですが、その点うちの左官屋さんは全く心配しておりません。
土間の洗い出し仕上げもはいつくばって丁寧に仕上げてくれていました。
いや、まぁ、土間だからはいつくばらないと出来ないわけですが、
砂利の粒が右半部は洗われて見えてきているの分かります?
良い質感ですねぇ。
こういうテクスチャというか、手触りというか、ってのは、プリントの偽物では絶対出せない所でありまして、こういう所がそのお家の質の高さ、品の良さに、ばりばり影響してくると思います。
写真でパッと見たり、一回二回見ただけでは偽物と本物の差はそれほど気づかないかもしれませんが、ずっと暮らしているとよく分かります。もちろん価値観次第ですが、だから弊社は木模様のビニールシート貼りの既製品建材は使わないのであります。
最近は週一更新でさぼっておりまして、申し訳ございません。来週は頑張る!つもりです。
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