階段できてます!(手刻み階段、階段、廻り階段、無垢板階段)
棟上げ後一月弱のこちらの現場。和歌山市某所のN様家。
外壁の杉板なども張られてぐぐぐ~っと雰囲気が出てきておりますが、
今日はこちらを。
階段です。
床張りの前に施工される階段。今までも何度もご紹介してきておりますが、弊社の階段はもちろん手づくり。オーダー。既製品は使いません。設計デザインして、大工さんが計算して割り付けていきます。こういうのを「階段の墨付け・手刻み」などと申しまして、YouTubeなどでも結構あがっているみたい。(このBlogもおそらくプロが検索しているのでしょうが、階段は人気のキーワードであります)
そして、無垢板を使います。一日に何度となく踏みしめる階段ですから、やっぱり足ざわりも良く優しい、そして丈夫な無垢の板(一枚板)が良いと思いまして、弊社では全て無垢の階段。
そうそう、お分かりかとは思いますが、まだ造っている途中の階段ですので、縦に溝が掘られた部分にも階段の部材が納まってきます。
踊り場の部分も回ってあがりますのが、下から見るとこう。階段板が階段踊り場用の柱の堀った部分にさして納めております。(この部分は後で見えなくなる部分)
逆に上から見ると、
はい。この通り。綺麗でしょ。
こういうのも図面書くのは簡単なんですが(そりゃ、知識と経験はいりますが)、つくるのは大変。大工さんのおかげでございます。ありがたや。ありがたや。
そして、一昨日弊社の作業場から加工されて、こちらの現場へ向けて運ばれた、
こちらの一枚板。楠の無垢板ですが、さて、これはどこに使うのか?を楽しみにしていただいて、今週はおしまい。また来週もよろしくお願いいたします。
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