棟上げ!おめでとうございます!!(上棟、棟上げ、手刻み、墨付け)
前回もお伝えしましたが、今月は、初めに「和歌山ものづくり文化祭」に参加させていただいた上に、棟上げが2棟ありまして、実は大工さんたちにはなかなかハードな一月。
一昨日、そのうちの一棟の棟上げを無事施工いたしました(もう1棟は月末に)
日高川町のY様家でございます。
色々と用意をして、出るのが少し遅くなり、到着したのは3時前になりましたので、上の写真の様に2階の梁も上がり、後は小屋組み(屋根組)を残すのみ。
内部もこの通り。もう家っぽくなってきていますね。
レッカー車に構造材が吊り上げられ(小さい男の子が居る場合、棟上げ作業より、このレッカー車に夢中になってしまいます)大工さんたちがそれを受け取って、所定の場所に納めていきます。
今叩き込んでいるのが「棟木=むなぎ」最頂上部の構造材です。これが組みあがるということは骨格が出来上がったことになるので、「棟上げ=上棟」となるわけです。
約40坪の大きさのお家ですから、やっぱり大きいですね。そうそう、弊社のお家は総二階はほとんどなく1階の屋根が多いことと、屋根の出が大きいので(今この時点では分かりません)実際の床面積より相当大きくみえるようで、ご近隣の方から、下手すると10坪位大きく言われます。
さて、この後詰めの作業をして、上棟式でお客様ご家族と手を合わせたのが5時30分頃。すっかり辺りも暗くなってしまい、これからの季節の棟上げは日暮れ時間に注意しなければいけませんね~。
Y様おめでとうございます!これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
おまけ。
大阪府某所のM様家。
大工の高石さんが黙々と取り組んでいたのが、
玄関先の大きな格子。
よ~く見ると分かりますが、正面から釘で止めていないのがミソであります。どう納まっているか?どうとめられているか?分かります?
答えはまたの機会に(笑)
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