現場と作業場 (鉄筋工事、墨付け、手刻み、吉野杉、吉野桧)
来月中旬棟上げに向けて進む日高川町のY様家。
この時期は現場と作業場で同時に工事が進行中です。
まず現場。
今は基礎工事の鉄筋が終わり、周囲の型枠の組み上げ中。いつもいつも述べておりますが、この頃の整然とならぶ鉄筋が私大好きでありまして、現場に見に行くのが楽しみなのであります。
綺麗に組まれている鉄筋。ナイスであります。
そして型枠。この状態で内部の型枠も組んでいるのが、浮き型枠。そして一発打ち基礎のあかし。専門用語にすぎますが、弊社が耐久性と耐シロアリ性にこだわっております基礎の工法。特段自慢するのはやめますが、ご質問のあります方はいつでもどうぞ。
あとは、ここにコンクリートを流し込むのみであります。
一方、
作業場では吉野杉と吉野桧の角材を柱や梁に加工していくための作業が進行中。
はい。墨付け(すみつけ)刻み(きざみ)ですね。もうこのBlogを何度もご覧いただいている方はよくお分かりのはず。
大工さんが何千年の歴史で積み上げてきた伝統工法であります。柱や梁の接合部の木組みの凸凹加工を大工さんが手仕事で仕上げていきます。
こちらの梁なんて、あまりに長すぎて作業場から飛びてちゃっておりますね。
また来週にはお客様に作業場にお越しいただいてご覧いただく予定。そしてまたそれが現場で組みあがっていく様はなかなかのものであります。
はい、では棟上げをお楽しみにお待ちいただいて、今週はこの辺で。
ごきげんよう。
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