大きい!高い!ばかりが良いわけじゃない (ロフト、書斎、天井の低い空間)
さて、今日は現場の写真から。
和歌山県岩出市のT様家。大工さん工事真っ最中の現場ですが、上の写真、なかなか良い雰囲気だと思いません?
ほぼ平屋のお家ですが、このようなロフトが長くあって、現場に行ってもこのロフト空間がなかなか良く、これは仕上がると良い空間になるなと思うわけです。
もちろん、せせこましいのは嫌ですし、無理に小さく下げる必要はありませんが、常に広く、天井が高いから気持ち良いというわけではありません。絞った方が魅力的な空間もあるし、他の部屋の対比とでわざと小さ目にする場合もあります(玄関とか)
こちらのお家と似たような空間といえば、先日仕上がったN様家
小さいけれど気持ち良いロフト空間です。
なんてったって、見下ろすとこれですからね。
書斎などもそうですね。大きいよりも、天井も床面積も少し絞ってあげる方が「こもり感」もでて、魅力的な空間になるような気がします。
ハウスメーカーさんのCMなど見ていると、とにかく天井は高い方が良い!って刷り込まれそうになりますが、天井低いのもなかなか魅力的なのですよ。お茶室なんてその典型的なものですし。
天井の高さの変化などは、ハウスメーカーさんやビルダーさんなどではあまり注意の行く所ではありませんが、ちょっと意識すると豊かなお家につながりますね。また弊社の見学会などで体感してくださいね。
ではまた来週。(今週更新忘れる所でした。あぶないあぶない。)
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