こだわらなくっちゃ!(木製引戸、大型木製引戸、木の窓、自動木のドア)
3連休は台風情報にやきもきしましたね。私出張もあって帰りは飛行機?新幹線?など色々心配したのですが、弊社のお客様家には被害もなく、まずは安心。日本全国では被害にあわれた方もいらっしゃいますから、安心などというのも失礼な話なのですが。申し訳ございません。
しかし、史上最強の台風とか、前例がないとか、色々言われた割には。。まあまだ被害が分かっていないだけかもしれませんし、九州は台風に強い!ということもあると思いますが、それにしてもテレビで見ていても風はそこまで?という感じ。
930hPaやら925hPaやらで上陸!と聞くと、5年前の関西にやってきた台風が私の記憶であれば950hPa位で上陸だったと思いますからその比較から考えても?と思うわけです。ただ数字だけではないのかもしれませんね。ちょっと勉強しなければいけません。(けれど代々の話や、私の小さい頃と比べても、台風が激甚化している!ってのはちょっと疑問。明らかに昔の方が台風が強かったと思うのですが。皆様もそんな感じしません?データとか調べているわけではないのですが、うちは住宅建築ですから、台風には昔から異常に注意していて関心も高いので。)
さて本題。
大阪狭山の現場。
いよいよ。出来てきました。
大型木製自動引戸!
幅6mを超える開口部に、
5枚の大きな木の引戸。
閉めるとこんな感じ。これでも結構珍しいですが、実はこの戸自動で開閉するのです。
それが証拠にこんなモーターと制御盤が。
引戸が収納される側はこう。上のワイヤーて引戸を吊って、そのワイヤーをモーターで引っ張っているわけ。と言えば簡単ですが、こんな既製品ないですからね。どんなモーターを使うのか?制御盤は?ワイヤーと引戸の緊結方法は?
考える事がたくさん。ある程度はカタチになっても、耐久性や安全性、木の戸を引っ張りますから、強弱も大変重要です。まあこんな面倒くさいこと普通は考えないかと思いますが、お客様の大変なご理解と思い切りをいただいた上で弊社は頑張って考えます。
もちろん、住宅ではこういうものがないし、大工さんや他の職人さんでも考えられるものではないから、建築とは畑違いの専門家にご協力いただいて。知恵と経験をたくさん貸していただき、上手くできました。こういうネットワークがあるのも弊社の大きな強みです。
こちらの現場はアトリエの機能も必要なお家ということもあって、大きなものを搬入する必要があって、こうなっているわけですが、お客様のご希望にお応えできて一安心。
実際動いている様子はInstagramでご紹介していますので、是非ご覧ください。(2倍速&下手な撮影ですいません)
効率だけを考えればこういう事はやらないのが良いのでしょうが、それだといつまでも進歩もございませんしね。色々難しいことはありますが、シンプルに良い物が出来上がると嬉しい!お客様が喜んでいただくと嬉しい!結局はそこなんだと思います。
引き続き設計スタッフも募集中(外部でご協力してくれる方も)ですから、よろしくお願いいたしま~す。
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