古民家の魅力・植栽の魅力
この間の日曜日から和歌山県中部の日高川町で古民家のリノベーション工事をスタートさせてもらいました。
まずは引っ越しをお手伝いした上で、使う材料、残す壁壊す壁などの整理を大工さんとしていきます。
上の写真は引っ越しが終わり、フスマや障子などの建具をとって、ガランとしたお家の内部。いつも思うのですが、いわゆる田の字型の民家って、こういう状態になると相当広くなるんですね。
こう見ると、全体的なプロポーションも何ともよくて、何よりなんかとっても気持ち良い。魅力的なんですね。こういうお家には広さや高さの寸法の約束事があって、それぞれ建てた大工さんの設計というより、日本の民家が長年積み上げてきたものだと思います。
確かに使い勝手や断熱性など問題はあるのだけれど、そこを解消しながらもこの魅力を活かしていきたい!といつも思っています。
この梁(正確には「差鴨居」とか呼びます)の曲がり方!!結構こういうの古いお家ではありますが、ここはなかなか凄いですね。これでもフスマは普通に動いてますからね。今ならこんなに曲がっていたら問題工事とか言われそうですが、これでも上手く納めちゃうんだから、大工さんって大したもんですよ。なんというかパワーがあります。
まずはしばらく内部の解体工事。進捗をお楽しみに。
そして、昨日はもうすぐ完成のお家の植栽を選びにF様と一緒に。
いつもお世話になっている紀の川市桃山町の大西さんのところへ。毎回お客様方には大変喜んでいただきますが、F様にも「植木選びってこんなシステムなんですね〜。楽しいですね。」とお喜びいただき良かったです。私も何回行っても楽しまさせてもらっております。皆様も是非。
メインの木はこちらのモミジとなりました。
下からのぞくとこう。お休みの秋晴れの昼間など、外部の濡れ縁(デッキ)に座って、お茶でも飲みながらくつろぎながら、上を見るとこんな緑と青空が見えるんですね。最高ですね〜。植栽工事が待ち遠しくなってまいりました。
さて、こちらのお家は、お客様のご好意で見学会を開催させていただきます(こんな情勢の中本当に感謝申し上げます)
詳しくはこちらのウエブサイトのNEWSの欄にございます。1日限りの完全予約制ですので、ご興味のあられる方は早目にお申し込みくださいませ(多分、すぐに予約一杯になると思います)
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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