無垢の木いろいろ。

弊社は木が大好きです。ビニールシートを張って木に似せたものではなくて、本物の木。人間の目でみればすぐにそれは分かります。風情や趣きがあるし、経年した味がでるのも本物だし、匂いも良いし、耐久性も抜群に良いし、手触りなど人間にも優しい。

やっぱり木は良いです。

だから、一軒のお家への無垢の木材の使用量も使用割合もかなり多い方だと思います。そして使っている木の質も、木の種類も、地域で一番なんて言うと証拠は！！って言われると困りますから言いませんけど、最上位グループであることは間違いないと思います。

だから木の好きな方のご依頼ご相談には大きな自信もあるわけですが、今進行中の現場でもいろいろと。

上の写真は弊社がよく使う「栃＝とち」の一枚板。新築に合わせてつくる一枚板テーブルになるわけですが、

若手大工さんの戸高君が今日は一日必死にカンナで削っておりました。捻じれや反りをとって水平にするために、丁寧にひたすら一生懸命カンナがけを一日中。

綺麗なテーブルの天板になりました。明日からは足をつくって取り付けてと進みます。最後に蜜蝋ワックスをかけると本来の木の色が出てきて、ぐっと雰囲気もでてまいります。

こちらは別の現場に運ばれたタモの一枚板。作業場で尾崎棟梁に拵えられたものです。こちらはベンチ兼収納のベンチカウンターとなります。美しい杢目でお家を引き締めてくれますね。

こちらは、玄関の造り付け下足入（下駄箱）のカウンター。松の一枚板です。最近あまり見ることが少なくなってきた松のカウンターですが、やっぱり松独特の杢目が美しいです。

こちらは和室の床の間廻り。独特な表面のテクスチャが上品で趣のある桧の絞り丸太とヒバの鴨居など。丸太と接合している部分が美しい。弊社の大工さん坂本君の仕事ですが、良い仕事をしていると思います。

最後に、押し入れの杉板。お仕入れにはちょっともったいない吉野杉の綺麗な板ですが、こういう吉野杉の板は常に作業場何百枚と在庫がありますので。こういう体制が整っているのは弊社の強み。先代のおかげであります。

はい。ということで今日はここまで。

木のお好きな方、ご質問がある方、どうぞなんでも聞いてくださいね。実際見てみたい！も大歓迎でございます。お待ちしています〜

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