野上のブログ

和室の造作。見学。

さて、今週末に手刻み同好会による吉野の手刻みイベントが控えておる中、(手刻み同好会のページはこちら 手刻みイベントのご紹介はこちら )今日は来年大工さんの学校を卒業する方が弊社に面接&会社見学に来てくれました。

もちろん写真などはあげられませんが、高校を出て、大工になる志をたてて、遠方の専門の学校(大工さんになる学校です。こういう学校があるんだとびっくりしました)で真面目に3年間学ばれて、純粋に偉いな~と感心いたしました。私はたまたまこういう工務店に生んでもらって上手く導いてもらいましたが、そうでなければどうなってたんでしょう?高校の頃に進路を決めたりは出来なかったでしょうねぇ~。

面接会社見学のあとはご希望でしたので、現場見学に連れて行って、

和歌山市太田のA様家では、和室廻りの仕事の真っ最中。

こちらは、伝統的な和室の造りですから、いつも以上に和室廻りの仕事は手間がかかります。こちらを仕上げているのはまだ26歳、うちの若手エースの堺君です。見学していた彼にはまだまだ仕事の意味は分からなかったでしょうが、何かを感じてくれていれば嬉しいですね。

普段無口な堺君が21歳の見学していた彼に話しかけていたのが新鮮でしたが、やっぱり人ってなかなか分からないもので、面白いですね。そうそう、現場に入っているもう一人の大工さん、大ベテランの津本さんにも話しかけてもらっておりましたねぇ。

実は、弊社では、来年4月に、大工さんの学校を卒業予定の方がもうすでにお一人、入社が決まっております。なかなか人が来ないと言われているこの業界で、しかも深刻な人手不足が見えている大工さんで、新卒者が来ていただけるのは大変ありがたいことでございます。今日の彼もご縁があればありがたいですね。

お家を建てさせていただいたからには、メンテナンスなどでお家を守っていく義務もございます。それには若い大工さんをどんどん育てていくことも必須。頑張ってまいります。

今週末土日は手刻みイベント。先ほどのリンクにも当日、作業の模様がアップされると思いますので、是非チェックをお願いいたします!


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