左官屋さん登場!
いや~。一気にさむくなりましたね~。土曜日と日曜日では季節が違っておりました。さらに今日はもう一つ肌寒く。季節がこれだけ急に変わると体調も崩し気味。皆様、お気を付けくださいね。
さて、家づくりは多くの人の手によって出来上がっていきます。メーカーさんやビルダーさんの家づくりではそれほどですが、私たちのような手仕事工務店の現場にはたくさんの職人さんたちが入ってきます。
もちろん、一番長くいるのは大工さんですし、大工さんは弊社の社員さんでございますから、紹介の場面も多くなりますが、他にも、「基礎、屋根板金、瓦、建具、ガラス、水道、電気、塗装、畳、フスマ、美装、内装クロス、和紙貼り」などなど。そんな中でも忘れちゃいけません、非常に大切な部分を担ってくれているのが(皆大切です)、左官屋さん。
塗り壁とか、土壁とか、漆喰とかでイメージされている職人さんたちです。
和歌山市日前宮様近くのK様家は、外壁の左官工事がスタート。左官屋さんの登場です。防水下地が終わった上にラスと呼ばれる金網を張ります。この仕事はラス屋さんという職人さんもいるのだけど、左官壁が一般的にへってきて、そういう職人さんも少なくなってきてたので、ここから左官屋さんにお願いしています(自分たちが塗る下地のラスを張るのだから、責任も明確で良いですしね)
ラスが張られると、外壁がこんな色になりまして、
塗り壁の材料と、それを混ぜる機械(砂や土、水やら色んなものを混ぜてネタをつくりますので)、壁のひび割れを防ぐ、ネットなども用意して、
左官職人さんたちが塗っていきます。
こちらが塗っているネタ。これはまだ第一回目の塗りだから、モルタル(セメントと水と砂をまぜたもの。正確には少し違いますが分かりやすく)を塗っている所。
塗っている所がよく分かるでしょ。金網の部分にネタがくらいつくようなイメージでしょうか。
いつも左官工事をお願いしているのは原左官さん。数々の文化財などの仕事も多く手掛ける和歌山でも有名な左官屋さんです。凄く昔は弊社にも左官職人さんが居たのですが(めちゃめちゃ珍しいと思います)、高齢で引退されてからは、原左官さんにお願いしています。もう15年位でしょうか。きっちりした仕事と丁寧で美しい仕事に全幅の信頼を寄せています。
もちろん、こちらにも何人もの左官職人さんがいらっしゃいますが、弊社の仕事をしてくださるのはいつも同じ職人さんたち。いつもありがとうございます。
はい。一回目の左官塗(下塗りと言います)が終わると、全体的にこんなグレーな感じになってきます。あとは、乾かした上で、この上に2回目3回目と塗り加えていき完成。最後の塗りが仕上げ塗と言いまして、その工程で色と表情がついてきますので、お楽しみに。
はい。今週も色々と目白押し。元気にまいります!
よろしくお願いいたします!!
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