野上のブログ

設計頑張ってます。(建築模型、一枚板カウンター、太鼓梁、大工さんと設計の打合せ)

さて、今回はちょっと趣向を変えて、設計業務に焦点をあてて。

ちょっと弊社の設計室から。

上は、ただいま設計中のお客様家の外観模型。プランと呼ばれる間取りが大体決まって来れば、外観をお客様にご提案するためにラフな模型をつくります。

今回は敷地に2棟のお家を建てさせていただきますので、その配置も検討。

《この模型と概算のお見積りを提出しお認めいただければ内部空間への実施設計へとうつっていきます。この時点で弊社は設計お申込みをいただいて30万円を頂戴しています。もちろん、プランと模型でも随分と手間はかかっていますが、やっぱりお家は今ある物を買うわけではなく、さすがに全くイメージできない状態では難しいと思いますので、ここまでは無料でさせていただいています。ご安心してご相談ください》

設計室からでて、大工さんたちが仕事している現場や作業場にもしょっちゅういきますが、

こちらは弊社1階裏の作業場。もうすぐ棟上げ、富田林市のO様家の梁。これは「太鼓梁」と言いまして、上下には木の形を残し(丸太の状態から皮を削って綺麗にしたもの)、左右はまっすぐ切った状態で、室内に見せていきます。

リビング吹き抜けにかかるメインの梁になりますので、また棟上げ後お楽しみに。

今、弊社の作業場では、こちらの手刻み作業と、今月着工のI様U様家の墨付けが始まっていまして、パンパン。郊外に大きな作業場でもあれば良いのですが、弊社は一応街中の工務店ですから、近くに買い足し買い足しして分散している作業場で頑張っております。

だけど、

会社の下にありますから、このように先ほどの太鼓梁をどのように見せるか?向きはどうするか?なんてのは、すぐに設計と大工棟梁(こちらのお家は山本棟梁)で打合せできます。とにかく大工職人さんと設計たちの距離が近いのがうちの大きな特徴。ここがよい所で他社様にはマネできない所ですので、大工さんには辛抱してもらいながら狭い作業場で頑張ってもらっております。

《太鼓梁を真剣に見つめているのは最近めきめき成長中、設計の岡田さん、なんかめっちゃ絵になりますねぇ~。僕もこんな写真久保さんに撮ってもらおっと。ただ、モデルが悪いからこうはならないかな…》

近くの銘木屋さんにも走ります。(数か月に一回位は摂津市の鳥飼まで買い付けにも行きます)

10年前にお家を建てていただいたお客様から、テーブルのご注文をいただきましたので。私見に行きまして、銘木屋の社長さんと話しながらおススメの一枚を探してきました。

普通テーブルには少し狭いのですが、お客様のご要望にはピッタリあうし、とにかく杢目が詰まっていてめっちゃ綺麗。しかもまあまあ安い。これだ!ってことで注文してきました~(後日お客様にご覧いただき無事これでOK!!)

家づくりの仕事は面白い。設計の仕事も面白い。お客様とお話するのも面白い。一緒に造り上げた達成感は素晴らしい。良い仕事をさせてもらって幸せでございます。

ありがとうございます。


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