1月いろいろ。(造り付け洗面、墨付け刻み、吹き抜け、家の工事前の準備)
さて、1月も終わっちゃいまして、もう2月。今日は和歌山市のある中学校で授業をしてきまして(その紹介はまた後日)、それも終わり色々と気になっていたことも一段落。というわけで、年明けからの現場の動きなどを、ちょっと落ち着いてご紹介。
南から北上いたしましょうか。
①まずは、昨年12月に棟上げをさせていただいた印南町のI様家。外部の防水シートも張られ、大工さんたちの工事は内部へと。上の写真で白いシートが見えますが、これが防水シート。(正確には防風透湿シート)まだまだ下地の木が見えていますが、陽に照らされて、この姿でも綺麗ですね。やっぱり構造にしても、下地にしても、強い物・優れているものは「調和」していて、美しく見えるのですよ。
屋根も工事中。ガルバリウム鋼板の竪ハゼ葺きというものになります。
今の外観。バランス・プロポーションの良いお家です。出来上がりが楽しみですね。
次は、
②どんと北上して和歌山市。県庁から南へちょっとの住宅街。敷地に赤いラインが引かれているのがお分かりになるかと思いますが、これが建物の位置。地鎮祭後、建物の位置を確認いただいたのち、基礎屋さんが入っています。今月後半の棟上げへ向けて進みます。
③こちらも和歌山市。
先々代が建てさせていただいたお家の建て替えのN様。和室廻りの造作も進んでおりますが、
こちらの仏壇。私の祖父が造り付けで造っていた仏壇(とても良い仕事をしておりますよ)を丁寧に外して、内部を張り替えたり少し改造したりして、またお家に組み込みます。建具などは一度洗ってから再利用します。他にも床の間の材料なども再利用。お客様がとても気に入っている和室だから、できるだけ再現してほしい。とのことで。とてもありがたいことです。
④はい。もいっちょ和歌山市。
和歌山城近くのO様家。大工さんの工事も佳境に入り、
吹き抜けもかなり出来てきました。2階から見ると、
こんな感じ。周囲が建て込んでいる中、リビングに光を落とす重要な役割を担ってもらいます。
そして、
このお家の大きな特徴。洋桜の格子がつきました。良い感じです。完成までもう少し。
⑤まだまだ和歌山市。
和歌山駅近くのN様家。駐車場でありましたので、アスファルトをめくった所。地鎮祭も終わり、もうすぐ基礎工事着工であります。
⑥おまけにもひとつ和歌山市。
ただいま、弊社作業場で進む、棟上げへ向けての墨付け刻み作業が進む様子を見学にお越しいただきました。こんな見学の際は「こんなに一杯の木を使うんですか」や「本当に木で建つんですね」などなど、いつも嬉しそうにお客様から反応いただくので、こちらもニコニコしちゃいます。
まだまだ続きますよ~
⑦紀の川市のK様家
こちらは約10年前に新築いただいたお家。おめでたいことにお子様が増えて、さらに増えるご予定ということで増築。可愛らしい木の小屋が建ちます。
このように一度お仕事をさせていただいたお客様から、またお声がかかるのは大変嬉しいことであります。
はい、⑧その続きでまたぐっと北上して大阪狭山市のF様家。
数年前に築40年位の日本家屋の1階を大規模リフォーム=リノベーションさせていただいたのですが、とても気に入っていただいて、今度は2階をリフォームです。有難い限りでございます。
⑨さらに、富田林市のN様。
こちらは、これから設計ということで、敷地を拝見させていただきました。他にも、1月は河内長野や藤井寺などで、リノベーションのご相談で調査をさせていただいたりで、大阪南東部をいったりきたりでありました。
⑩はい、そこから少し南下いたしまして、
先月完成お引渡しをした泉佐野市のI様家。
まずは、洗面の造り付けカウンターを。二つボウルのあるお家では珍しいタイプ。ミラー上のライトにも工夫があるのですが、そちらは弊社のInstagramでご覧になってくださいね。
ここまで書いてきて、あっ!二回に分けたら良かったと思ったのも後の祭り。
最後は、
先月末の夜の会社のもよう。
現場から帰ってきた大工さんたちと、設計たちが話し合い。あちらでもこちらでも図面を広げて、喧々諤々(というほど大層でもありませんが)、わいわいやっておりました。
良いお家になるように、一生懸命。いい風景だなとパチリ。
皆の頑張りのおかげで、大彦はやっていけております。ありがとうございます。
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