新堂のお家④
はい。先日お引渡ししたお家のご紹介、まだまだ続きます。今日はダイニングとキッチンをもう少し。
上の写真はキッチンからダイニングリビングを見たアングル。キッチンからの「眺め」というのも、実は結構大切だと思っています。もちろんお客様のご要望次第ではありますし、お料理を作る際片づける際なんて時間がない中戦争だから、とても眺めなんてというものかもしれませんが、キッチンはどうしても長い時間を過ごす所ですから、そこからの眺めが良い方が、気持ち良いと思うわけです。
こちらがダイニングとキッチンの関係。ダイニングの左手がキッチンで、正面のローテーブルの左側にソファがあります。要は、リビングからはキッチンの中が見通せないようにしています。普通、対面キッチンとなると、正面つまりダイニング側には床から1.1m位の高さまで壁があります。もちろんダイニングで立つとキッチンの中は覗きこめますが、基本的には手元などを隠しています。
けれど、サイド側はオープンですから、そこをどうするか。このように隠すか、完全にオープンにするか?お客様が何を?どういう所を?気にするかによるわけですが、気になる方はキッチンの開き具合&閉じ具合は、ちょっと考えたたい所ですね。もちのろん、対面キッチンが嫌いな方、キッチンがリビングの真ん中にあるような見せるキッチンがお好きな方、ほんと様々ですから、ご自分の好み、使い勝手から考えましょう。
キッチンバックはこのように造り付け家具を設ける場合がほとんどです。こちらは、カウンター下が大きな抽斗(ひきだし)がメインで、そこにお皿やコップなども収納し、大きな長い物(ホットプレートなど)を最下部の引き違いにしまいます。
また、上部の吊り戸は全て開き。この吊り戸、普通のものよりはかなり低めに作っていますから、吊り戸の下の棚は、目線位でかなり使いやすい位置にきます。この辺は実際体感してもらないと分かりませんが、主力として活躍してくれる皆様に評判の良い収納パターンです。
この家具は造り付けでオーダーメードで造っていますから、使い方や収納するものによって変わります。もちろんある程度のパターンはありますが、お客様と相談しながら決めていきますので、弊社の施工事例をよく見ていただくと実際お家お家でパターンは結構違います。
またキッチンからよく見えるものとしては、ダイニングのペンダントライト。こちらもお客様こだわりのルイスポールセン社の照明器具PH3/2。ガラスのセードが美しい名作ライトです。
向こう側に見えるのは、ダイニングに隣接している書斎&勉強コーナー。キッチン脇に造る方もいますし、リビング脇もの方もいますが、やっぱりダイニング・キッチン近くが多いように思います。炊事をしながら勉強見れるからというのもあるのでしょうね。
キッチンとダイニングの間にはこのようなカウンターを設けることも多いです。お皿やコップを置けて便利。このカウンターでそのまま食事するというのも昔は雑誌などでたまに見かけましたが、今やほとんど見かけなくなりましたね。やっぱり椅子の高さがあわないし、お料理やさんなら、カウンター越しにマスターと会話をしながらというのもあるけれど、お家ではなかなかないのですからね。ただ、そこも考え方。生活習慣に合ったり、理想とする暮らしに必要であれば、しっかり考えて採用すればよいと思います。
最後に、部屋が変わって洗面。この奥の右手でキッチンとつながっています。家事動線の短さというのもなかなか大切な所です。次回はこのお家の中心にもなっている洗面所と水回りのご紹介。
お楽しみに~。
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