桜格子のお家。(木格子、格子のあるお家、洋桜、切妻)
さて、今日は和歌山城近くのお家のお引渡しでした。(とは言っても、まだ完全に工事は終わっているわけではなくて、外構工事などちょっと残っているのですが)
街中で、昔からのお家が建て込んでいる地域ですから、敷地の広さや法律的にも色んな制約もあって、お家の形はそれほど自由にもならず、道路面のお家の顔のつくり方(ファサードなどと呼びます)が勝負のお家。
上の写真をご覧いただいてもすぐに分かると思いますが、こちらのお家は木格子でデザインをとっているお家。
そういうお家と言えば、
こちらのお家や、
こちらのお家など。
その際、弊社が使うのは、大好きな木「米ひば」雨にも強いですし、美しいし、ばっちりです。ただ、白い木なので、雰囲気は和であります。
今回のお客様は、あまり和になりすぎるのはちょっと。というご要望でしたので、そしてお好きな画像を拝見させていただいて、材種を桜(洋桜)に変えてみました。また、いつもより格子の太さをもっと太くして、和の雰囲気を減らしていくように。
もちろんベースは和ですが、また違う雰囲気に。お客様にも大変お喜びいただいて、「大彦さんの建てるお家の内部の雰囲気は物凄く好きなんだけど、実は外観はちょっと違うところもあって。そこだけ心配だったけど、ばっちりよ」とおっしゃっていただいて、とても嬉しかったです。
ちなみに、作業場に、米ヒバの上に桜の木を置いていたので、パチリ。色目が違うでしょ。オイルを塗ると色が際立ってくるので、もっと差はでてきます。
実は、玄関ポーチの部分にも、これから、この桜格子が施工されますので、より桜の格子の雰囲気が強くなって、もっと良くなりますよ。
最後に私が好きな、2階ホールから吹き抜けへのアングルの写真をおまけに。
また引っ越しが落ち着いてから、完成写真を撮影させていただきます。
O様、誠にありがとうございます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
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