そろそろ。。(古民家リノベーション、町屋リノベーション、リノベーション、古民家リノベーションショールーム)
大変ありがたいことに皆様に可愛がっていただいておりますおかげで、遅々として進まない弊社本社隣の築90年リノベーションショールーム。(お客様家優先ですから、電気屋さんや水道屋さんなどにも、先にお客様家行ってきてとなりますでしょ)
そういえば、先週末に屋根裏から「ある物」を取り出したおかげで、しっかりとした建築年が分かりまして、晴れて築90年の町屋でその時の棟梁は私の曾祖父「野上彦五郎」ということが確定いたしました。
ゆっくりゆっくり進んで来た工事ですが、ようやく完成が見えるところまでやってまいりました。
上の写真は足場が取れた外観。夜の灯りがもれた姿なんかは、かなり風情と雰囲気があって、ちょっとワクワクいたします。旅行に行って、どんな旅館かな?なんて考えてて、これが見えてくると、「おおっ!!」となるのではないでしょうか。残念ながら旅館ではございませんが。。
リビングの土間には薪ストーブも鎮座いたしました。
「火入れ式」と呼ばれる、試運転も終わりました。やっぱり「火の見える暮らし」は贅沢な物です。
リビングからダイニングを。白い漆喰壁も塗り替えてより美しくなりました。床板はカンボジア松の無垢板。弊社に昔からストックされていたもの。(ただし少量。お客様家の広間につかうほどはございません)
お父ちゃん。勝手に使っちゃいました。ゴメンナサイ。
この趣たっぷりの窓は昔のまま。当然断熱性能は乏しいですが、ショールームでありますし、今造るとなると大変ですから(造れないものもありますし)、基本的に窓や入口は昔のままつかっています。
ダイニングからキッチンを見るとこう。もちろんこの辺は間取りからガラッと変えていますが、使えるものは極力残しています。そうそう、この天井少しくすんでいますが、これは比較的綺麗でしっかりしていたので、当時の漆喰塗りのまま残しました。つまり90年そのまんま。
やっぱり自然素材は凄い!そして、優れた職人さんの手仕事は物凄い!!(先ほども述べましたが、窓や入口、壁天井の板、フスマなど、90年そのまんまがたくさんありますから、またご覧になってくださいね)
最後にキッチンからダイニングリビングを。
キッチンはオリジナルの造り付け家具。
と、今回はこの辺で、まだまだメインのアングルも、とても美しい欄間や紹介していないところがたっぷりありますので、またのお楽しみに!
さぁあと一息!もうすぐ完成!!なはず。
ではでは。
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