手刻みは永遠に・・・!大工さんになりたい人集まれ!(墨付け・大工さん・インターン)


前回の社長ブログ、難しかったでしょうか?
「もっと詳しく知りたい!!」という方は、
ぜひご質問のメール・お問い合わせをいただければと思います。お気軽に!
8月5日~7日の3日間、和歌山工業高校建築科1年の生徒さん2名が、インターンシップ(実際の仕事を体験する制度)に大彦へ来てくれました。男子1名、女子1名です。
学校では、設計か大工さんを志望できるそうなのですが、二人とも大工さんの仕事を選んで来てくれました。
これは本当にうれしい事です。
大工の減少が深刻化(産経新聞2023/12/12より抜粋)
令和2年時点で約30万人。過去20年間で半減しており、このまま減少が続くと、木造住宅の建設やリフォームなどに大きな影響が出る可能性もある。総務省の国勢調査によると、平成12年に64万6767人いた大工は、22年に40万2120人、令和2年は、29万7900人と、大きく減少している。大工の若者離れと高齢化も深刻になっている。平成2年に15~19歳の大工は1万6657人だったが、22年には2150人、令和2年は、2120人に減少した。同年では、大工のうち最も多い世代が65~69歳の4万8450人となり、全体の約16%を占めるようになった。65歳以上は約3割に及ぶ。この世代の引退が迫っており、若手を含む大工の確保が大きな課題となっている。
大工さん減少が深刻化と言われている昨今、高校1年生に「大工さんになりたい」だなんて言われるとすごくうれしいですね!!
山本棟梁も気合が入ります。
「あれと、これと、これもやってもらおう!」
と3日間がとても充実した時間になるようにと、色々と段取をしてくれました。

自分で墨付けをし、のこぎりで刻み、継手づくりも挑戦してもらいました。
高校一年のふたりにはちょっと難しかったかな?
寸とか尺とかの単位を使うのですが、聞きなれない数字にちょっと戸惑いながらも、二人とも一生懸命頑張ってくれました!

最終日の3日目は、大工道具をいれる箱を作りました。
中にスライドできる棚が付いた、立派な道具箱が出来上がって、みんなニコニコ😊
後日、二人からお礼の手紙をいただきましたが、有意義な時間を過ごせてとても楽しかった!と、道具箱は一生の宝物です!と書かれていました。
山本棟梁も「良かった良かった」と安堵の表情でした。

ぜひ手刻みの出来るホンモノの大工さんを目指して欲しいなと思います。
また一緒にお仕事できることを楽しみにしています!
社屋前のお庭完成しました


葉形も葉色も様々、動きがあって、紅葉したり、お花が咲いたり、風情を感じられるとても良いスペースになったと思います。
お越しの際は、ぜひご覧ください!
🔶おまけです。
くぼがいく~金沢編~です
夏季休暇中に、石川県金沢市へ行ってきました。(息子が下宿しています)


街中、魅力的な建物や美術館などがあるのですが、車で通りすぎるだけの日帰りのタイトな旅でした。
すみません、建築探訪でなくて。


途中、北陸自動車道の杉津(すいづ)パーキングエリアで小休憩したのですが、
日本海を一望できて、最高のロケーションでした。
さぁ、お仕事頑張るぞ!