今週もあれこれ。(お茶室、琵琶床、小屋増築、板張り外壁、黒檀)
さて、あっという間に1週間が経つのはいつものことでございまして、気づけば金曜日。今週もあれやこれやと忙しくさせてもらった中から、いくつか。
まずは、上の立派な山門。和歌山県北東部のとある場所。久々のお寺のご相談でした。ばりばりの社寺建築ではなくて、ごにょごにょ。。詳細は述べれませんが、お仕事につながっていけばとっても面白いものとなりますよ。
岩出市のA様家。昨年秋にお引渡ししましたこのお家、
このような本格的なお茶室があって、
色々なお茶室のお約束事を改めて勉強させていただき、本当にありがたかったお仕事。
綺麗にお住まいいただき感謝感謝であります。今回お邪魔したのは、床下エアコンで全館暖冷房システムを構築しているのですが、お引き渡し時に和室の冷房用のファンの動きが悪かったので、その原因をさぐって改善させてもらうために。(夏に使用するまでの間に)
ファンなので、大手換気扇メーカーさんにも来てもらって(ファンの不良だと思ったから)電気屋さんも立ち合って、色々チェック。
結果はファンの初期不良の可能性は薄く、
床下のダクトの不具合と思われます。要はうちの施工の原因でございます。大変申し訳ございません。
初めは、電気屋さんの結線ミス?それはないから、次はファン本体の初期不良?ときましたが、結局床下に潜ってチェックしていくと、原因が見つかりました。
が、それは何というか思いもよらない所。根本的なところではなく、最後の最後の所のミスです。本当に想像もしていない所ですし、上手く言えませんが施工の盲点となるような所でした。
ファンの動きが悪いことと直接的には結び付かない所で想像もつかなかったわけですが、やっぱり思い込みは怖い。謙虚に慎重にチェックしていかなればいけないと改めて思いました。
お客様にご説明して直させていただき(簡単な所だからすぐ直るわけでして)完了。A様、申し訳ございませんでした。
それから、
和歌山城近くの現場はいよいよ仕上げ工事へ。2階ホールの「造り付けでなきゃできない」こんなRのデスクカウンターも塗装を施されるために、姿を現わしたりでニヤニヤ。
現場と言えば、紀の川市の増築現場も完了。可愛い小屋が綺麗に仕上がりまして、ニヤニヤ。
それから、
岩出市のT様家では、プロのカメラマンによる、動画と写真撮影もありました。お客様も大変喜んでいただいておりましてニヤニヤ。(もうご協力してもらいまくりで本当にありがとうございます)
そうそう、
今週初めには、設計中のお客様に簡単な模型をご覧いただきました。私が造った下手くそな模型でして、いつも大工さんたちには小ばかにされますが、「家の形のイメージだけもってもらえればよいの」と言い訳しております。
お客様にお喜びいただきニヤニヤ。
おまけで、
和歌山市の現場で加工していた、黒檀(こくたん)の無垢材。大変な希少材ですが、木もとっても硬く、大工さんが苦労して加工しておりました。
ただ、苦心しながらも何だか嬉しそうで、やっぱり大工さんは木が大好きなんやな~と最後もニヤニヤして今週は終了です。
そうそう、
黒い木の削りくずはやっぱり黒いんですね。そして硬い木のカンナ屑はこんな感じになりますよ。
ってことで、また来週。
よろしくお願いいたします。
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