ここちよい吹き抜けのお家①(吹き抜け、吹き抜けリビング、天井高さ、板張り天井)
さて。ちょっと時間が空きましたが、先日見学会を開催させていただきました、みなべ町のK様のお家をご紹介いたします。
なんといっても、このお家の特徴は、言うまでもなくこの「吹き抜け」
ダイニングリビングが吹き抜け空間となって、空間が縦横に伸びやかに広がっています。玄関はいってすぐ広がるアングルが、
こちら。
自然と庭の方向へ目線がいき外へ広がり、そこが吹き抜けで上にも広がっている、開放感を感じて気持ちが良いですね。「手前を狭く、奥は広く明るく」というのは、一つの鉄則。
「トンネルを抜けると~」みたいな、観光地に行く際など、狭い道を抜けたらバーンと海が広がってたら無茶苦茶気持ち良くてテンション上がったみたいなことありますでしょ。原理はそれと同じです。
ほぼ同じアングルですが、奥の和室につながる障子を開けるとこちら。和室まで視線がのびますね。
今までの写真はリビング側から、ダイニングと庭、和室方向を見たものですが、
ダイニングから吹き抜けを見ますとこう。吹き抜け階段になっていまして、それがお家の大きな特徴になっています。
さらに、
吹き抜けから真東(先ほどの真逆)のアングルはこちら。ダイニングの奥にキッチンがあるのがお分かりになると思います。(左側が和室)
これでなんとなく、吹き抜けがお家のどこにあるかお分かりいただいたと思いますが、このような吹き抜けを設けるときに気をつけているのが「高さ」
スルドイ方ならもうお気づきかと思いますが、吹き抜けの天井はかなり高くなるから、そこを「高すぎないように」。
特に、こちらのお家はさらに意識的に低くしていて、低い所では2階の天井高として、頭ギリギリになる位まで押さえています。それがお家の全体的な空間としては、とても効いていて気持ちよくなっています。
また、
1階の吹き抜け以外の天井高さを意識的に低く抑えて
吹き抜けの開放感を強調するようにもしています。
はい。大体吹き抜けをご説明できた所で、続きはまた次回に。
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