お客様インタビュー
「窓が大切!」40代ご夫妻+お子様2人
「片流れの箱の家」 和歌山市 2009年
お家を建てようとお思いになった理由は?
住んでいたハイツの窓を開けられずカーテンが閉めっぱなしの環境にとてもストレスを感じていたから。またアレルギーの問題(奥様)などもあって、ジメジメした開放感のない空間で永く住まうのが耐えられなかったからです。
大彦の事はどうして知りましたか?
建築家の永田昌民さんが大好きで、色々な本などを読んでいました。一度相談したこともあるのですが「地域の設計施工のできる工務店で建てる方が良いよ」と教えてもらい、それから永田さんつながりで大彦さんにたどり着きました。
お家の中で一番大切にした部分は?
外への眺めや、外とつながっている雰囲気など、とにかく外への開放感が大切でした。窓がとても重要だったのです。このキッチンに立つと正面に見えるダイニングの窓の高さなんて、野上さんと建築現場で、夜遅くまで相談しながら決めたものね?
お家でお気に入りの場所は?
やっぱりダイニングとリビングの窓辺。それと、外のデッキ。コの字型のキッチンもピザを造ったりと使いやすくて楽しいし、キッチンとつながる洗面所も便利。北側の和室も想像以上に涼しくてオススメだし、壁の落ち着いた左官壁もすごく良い。ただ白いだけのクロス壁とは違って、一日の陽の当たり方や夜の照明の影など、本当に雰囲気が良い。これは住んでみないと分からないと思います。それから、階段は想定していなかったけどスゴク良い。無垢の板のふみ心地と上りやすい勾配が、来客にも好評です。そうそう、遊びに来た叔母に「家を造った人の愛情を感じられるね」なんて言ってもらったんですよ。ホントお気に入りの場所はまだまだあるけど、この辺にしておきましょうか(笑)
もったいないお言葉ありがとうございます!では逆に「ここはこうしておけば良かった」という所は?
玄関かな。最終的に和室を広げた分玄関が狭くなってしまったので、そこは前のままで良かったかなと思います。子供室も大きな1室ではなく、初めから2部屋にしておけば良かったのかな?と今は思いますが、まだ子供も小さいし、そこはまだ分からないかな?
最後にこれからお家を検討する方にアドバイスを。
とにかくたくさん設計の方と一杯一杯お話することだと思います。「落ち着く」とか「ほっこりする」とか、お家のコンセプトのようなものが出てくれば家づくりも、その後の暮らしも楽しくなると思います。