きざんでるぜ!2
さて、今作業場では、和歌山市松島A様家の約1週間後の棟上げにむけて「刻み」作業の最後の追い込み。以前もこの刻みの模様はお伝えしましたが、今日はリクエストにお応えして大工さんの作業の様子を。
上の写真は山本棟梁が「通し柱=1階の床下から2階の天井裏までのびる柱」を手刻みしている所。
この部分は1階の天井裏の梁がささってくる部分。
ほら、この通り。ちょうど真ん中位に穴が掘られておりますでしょ。
こちらは24歳の金子君が手刻み中。
どんどんと複雑な木組み加工が施されていっています。実は、この辺の作業はもうすでに先月終わっておりまして、今は最終段階。
室内に見えてくる柱にカンナをかけて、ピカピカにしています。
下には、綺麗なカンナくずがご覧の通り。
そう言えば、小さい頃、カブトムシを捕まえてきて「おがくずが要る!」ってことで、うちの作業場に一杯あるカンナくずを虫かごに入れたら、カブトムシの元気がなくなっちゃったことありましたね~。
弊社では米ヒバや桧のカンナくずがほとんどだから、どちらも虫にとても強い樹種でありまして、カブトムシもしんどかったのですかね~?かわいそうな事をいたしました。
さて、今日はこの辺で。ではまた次回。
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